2008/07/31
2008/05/14
日々の生活こそ価値や信念を生み出す源泉である
場所というメディアに特有の性質は、共に在ることを可能にし、また共に在るという地点から出発するしかない、というところにある。そこで人々は、土地を共有することで、そして土地の物語を媒介とすることで、隣人とも、まだ見知らぬ他者とも、何度でも出会いなおすことができる。そこには、唯一不変の信念や、絶対的な価値観といった類のものはいっさい存在しない。土地に刻み込まれた数々の日常生活から成る物語は、翻って私たちの日々の生活こそ価値や信念を生み出す源泉であることを、絶えず想起させるのである。
『こころのたねとして』に収録されている「過程としての、場所の力」原口剛より
原口さん、すばらしい!
拙いおれの頭で考えるに。この場合の「土地」とは、坪単価いくら、というような物理的な「土地」ではなく、地理的な土地のことだろうとおもう。であるから、狭い地域におきかえることも、地球規模におきかえることも可能なのではないかとおもう。地球の表面は、川や海で物理的には分離されているようでも、地理的には川や海を含めて地続きなのだ。海や川に国境や県境などがあることで、それはわかるだろう。そして人びとの生活は、そういう境のなかに在ると同時、そういう境をこえても、在る。「地産地消」の「地」も、そのように在る想像力がはたらけばよいのだが。
2008/05/08ぜひ読んで欲しい本です『こころのたねとして』。

画像は4月13日8時チョイすぎ、八戸漁港の朝市で撮影。タマネギやニンジンを売っているカッコイイおやじの後ろの岸壁には、イカ漁の船が何隻も着岸していた。どれも数百トン(300トンクラスといったかな?)の、あまり大きくないほうの漁船だ(勝海舟が渡米した咸臨丸は、600トンクラスだったとおもう)。この小さな漁船が船団を組んで、赤道をこえ、南半球のオーストラリアの東沖から南米沖のあいだの太平洋を、数か月かけて操業する。その間に獲れたイカは、船団についていく輸送船で、「日本」にピストン輸送される。のだそうだ。そこまでやって、そんなにしてまで、なのに、だけど、なぜか、どうしてか、日本人の「魚ばなれ」が嘆かれ、魚を食べると頭がよくなる。のだそうだ。んじゃ、日本人が「魚ばなれ」していなかったら、どういうことになっていたのか。どこがどうなってるのやら、なにがなんやら。
2008/05/13
どうしても、もう一度食べたい、豆しとぎ。
きのうに続き「どうしても、もう一度たべたい、シリーズ」っていうほどのことじゃないが。
きのうから佳境に入っている仕事がある。一度モチベーションが上がるような話があって、それはなくなったのだが、いったんハイになった頭は、そのままハイをたもっている。よい傾向である。このまま一気に突っ走ろう。
けどね、やはりチョイと息抜きぐらいしたくなる。そこでまあ、YouTubeでモンティパイソンなんぞを見ていると、おもしろくて、仕事を忘れそうになる。それはマズイ。では、ブログでも書くか。というわけだ。
でも軽く息抜きていどにしたい。そこで、これだ。4月12日の6時半ごろ、八戸の片町朝市で買って食べた「豆しとぎ」。これが、もうビックリのうまさだった。気どった都会人なら、「おお、これは鄙まれな美味、上品な味でありますな。田舎者がこんなにうまいものを作って食べているとは、いや信じられん」とでも書くところだ。書いているじゃねえかって。
いやさ、おれは、一口食べた瞬間、たしかに「上品な味」という言葉が口から出そうになったが、こらえた。ほんのりやさしい甘さで、さっぱりした食感。ほとんど雑味を感じられなかった。
これを買うときがおかしかった。
おれが買ったのは画像左上に一個だけある、青豆のしとぎだ。これは、コメの粉に青大豆のすったのを混ぜたものだと、売っているおばさんが説明した。おれは、なぜか、前夜の酒のせいなのかどうか、豆をすると聞いて、大根おろしのようにするものとイメージしてしまった。
あの小さな豆を、そのようにすったら、指まですってしまうのではないか。それにどれだけ時間がかかることか。青豆を一つ一つ、すりおろすなんて、そんなことありうるのか、納得できない。
そこで、おばさんに、それを確認したくて、「どうやってするの」と聞いた。するとおばさんは、「するのよ」と答えた。それでは答えになっていないと思うおれは、また「だから、どうやってするの」と聞く。だけどおばさんは、また「そう、するのよ」というのだ。そのような問答をしていると、ナニゴトかとそばにきた、八戸せんべい汁研究所の木村さんまで、「するんですよ」というのだ。おーマイがっ、おれは、どうにも不審のまま、時間もないことだし、豆しとぎを持って、そこを離れた。
聞き方も悪かった。「どうやってするの」ではなく「なにをつかってするの」と聞けば、たぶん、「すり鉢でするの」とかなんとか答えてもらえたのだ。だけどそのときは、思いつかなかった。
作り方は、すりかたも、いろいろ微妙なちがいがあるようだが、砂糖と塩をまぜて練り上げる。その砂糖と塩加減も、これはよかったのだろう。ほとんど砂糖の甘さも塩も感じない、うまい作りだった。
13日の八戸漁港の朝市でも売っていたが、食べ比べてないから、ちがいがわからない。生ものだから、時間がたったら、あぶって食べると、それはまた香ばしくてうまいらしい。
とにかく、どうしても、もう一度食べたい。ま、これは、自分で作ろうと思えばつくれるのだが。
いじょ。
そうそう、北九州市の『雲のうえ』7号が届いているのだけど、まだ見てない。好きな特集テーマなので、近々に読んで感想でも書きたい。といいながら、前号も、けっきょくまだ書いてない。
北九州には、4大公営ギャンブル競技場のうち、三つまである。その特集だ。昨年夏、北九州の取材のとき、これはゼヒやりたいと大谷さんがいっていたが、実現したのだな。ところで、4大公営ギャンブルをいえますか。そのうち北九州にあるのは、なんでしょう。おれは昔、中央競馬会の競馬のイメージアップの仕事をして、ついでに公営ギャンブルのおべんきょうを少しやったので覚えている。あのころから、競馬は、女も競技場に来られる健全なエンターテイメントとしてのイメージが広がった。ほかのギャンブルも、おなじように。
おれは、いま競技ギャンブルはやらない。酒と女と仕事に賭けているから、馬や自転車やボートやオートに賭ける余裕はない。でも、世間には、この全部をやっているひとがいる。
2008/05/12
どうしても、もう一度食べたい、シャムロックそば。
4月13日8時半ごろ、八戸漁港の朝市で、シャムロックそばというのを食べた。これは、どうしても、もう一度食べたい。眠気と前夜の酒でドンヨリした頭で食べたのがいけなかった。その頭が醒めるほどうまかったが、それでもキッチリ覚醒していなかった。
まず、かなり薄く切って平べったいそばが、煮込んであるのに、ツルツルなのだ。しかも、そばの味がキッチリ出ている。つなぎに何をつかっているかも気になったし、あとで考えると、盛岡冷麺のそばの食感にも似ていたような気もする。それに、画像左にかくれてしまったが、そば打っているオヤジが、なんだか漁師風の頑丈そうな身体つきで、どことなくアソビニン風の空気をただよっていたようにおもうが、全身を躍動させリズミカルに身体を動かして打っていた、その姿も顔も気になる。シャムロックのスープも、もう一度、シカと確かめたい。気になる、気になる、気になる。
そもそもそも、ボンヤリしていて、おれも自分で一杯買えばよかったものを、サキさんが買って、おれにまず渡し、おれはそのうまさにガツガツ食べる途中で、そうそうまだサキさんと木村嬢が食べるのだと気づき、途中でまわしてしまった。それが悔やまれる。もう一度食べたいよう。シャムロックそば一人前、配達してくれ、たったいま。
うーむ、こうなったら、なんとか明日中に片付けたいものだ。が。いや、八戸へ行くんじゃなくてね。
2008/05/10
コメ価格モンダイ、どうなってんだ、日本の農政。
ほんと、じつはヒッパクしている。なにがって、仕事の進行だ、原稿の進みぐあい、予定より遅れ気味。でも、まあ大丈夫、締め切りを遅れることはないとおもう。
いやいやちがう、そのことじゃない、なにがって、コメがヒッパクしてんだよ。どうなってんだ、コメは過剰じゃなかったのか。だから、米価が下がるといわれていたのではないか。あまっているから粉にしてパンや麺に混ぜようという話じゃなかったのか。そして、食料自給率改善のため、もっとコメを食べようってことじゃなかったのか。
しかし、米価は、コメの需給関係を正しく反映しているのか。といえば、そうではない。そもそも需給関係自体が、農水省やJA全農の「計画」下管理下にあるのではないか。さっき、田舎のひとから電話があって、コメ価格モンダイを話していた。逆上した。電話のむこうとこっちで野暮ったい男が二人で逆上して、どうするんだ、どうなるんだ。どうもならんよ、おれたちは世界を変えられない。しかし、どうなってるんだ、おかしすぎるぞ、やはり1月23日に書いたように「農水省がなくなればよくなる。」のだ。
電話を切っても、逆上したアタマが冷めない。おかげで原稿を書けない。つまり、原稿が遅れるのも、農水省、JA全農のおかげだ。農水省がなくなれば、原稿は遅れることがなくなる。
ところで、このモンダイについて、気になる一貫先生は、どう言っているのだろうか。気になるからブログを見た。おおっ、ズバリ、一貫先生、さすが。これはもう一貫先生のブログをご覧いただいたほうがよい。ゼヒ、ご覧くださいよ、こういうときにこそ、農水省やJA全農の本性が見られるのだ。もちろん、その提灯持ちしかしてない連中のタワゴトの本質もあからさまになる。あっ、おれ、先日はJA全農がスポンサーのラジオ番組に出たけど。
5月10日 今日の一貫
「コメ価格高騰 だらしないコメ流通業者、政府は見て見ぬ振り、、新たなコメ流通作るチャンスなのだが、」…クリック地獄
このあいだ「美しき厚顔無恥な脅し広告」に書いたように、東京の出版社のオシャレな雑誌に載る、農水省の根拠のない脅し広告なんぞを信じちゃいけない。オシャレな雑誌を読んでる知的な消費者たち、国産の農作物は安すぎたから、アンゼンのために高値はトウゼンと、マジでおもっているのだろうか。もっとシッカリしてよ、こんなにバカにされてよいのか、オシャレな知的な「いのちをいただく」消費者たち。ふん、知的でもオシャレでもねえや、チョロイだけだ。
ま、これで少しはスッキリした、とにかく仕事にもどろう。いや、酒でも呑むか、いやいや…。いや、やっぱり呑もうか、いやいや……仕事、しごと。
マイコメ公式サイト「Everyday Comedy!! マイコメ」が更新されています。
「エンテツの大衆食道」の第2回「信濃路 鶯谷店」や、「空飛ぶモンティ・パイソン」日本語吹替復活DVDBOXプレゼント(6月15日まで)の告知があります。
また、マイコメのプロデューサーにしてコメディー・ライター&プロデューサー、モンティ・パイソン研究家である須田泰成さんが、ダジャレ道ン十年の「ダジャリエ 石黒謙吾」さんと対談している動画が見られます。男40歳の須田さんの素顔をごらんになってください、実物より聡明そうなイイ男に見える。ま、「兵庫のおじさん」のように、シュールでブラックなコメディを書くひとってのは、けっこう聡明ではあるのだな。ふだんは、このひと大丈夫か?とおもうほど、まったくデレッと「ゆるい」かんじだけど。それはともかく、石黒さんの「ダジャレ理論」を楽しんでください。もちろん、「エンテツの大衆食道」も、よろしく~。
なお、「エンテツの大衆食道」は、このあと、3回と4回も「信濃路 鶯谷店」です。撮影したビデオが、あまりにおもしろくて捨てるのがもったいないから、あと2回続けるのだそうです。先日、編集されたものを見たけど、自分で見ても、オモシロイというかオカシイ。おれって、ほんとにバカなんだなあ。いまさらわかってどうする、というかんじだ。おれはよく「おもしろいひと」といわれるのだけど、あれは、やはり、「バカなひと」という意味だったのだな。やはり、存在自体がコメディなのだ。そいえば、このブログもバカなことばかり書いている。
そうそう、それから、先日、わめぞ「月の湯」における、「酒とつまみ」大竹聡編集長とのトークショーも編集されて、そのうち見られるそうです。これはもう100パーセント、バカ話。
ま、公式サイトを、ごらんください。…クリック地獄
須田泰成さんが監修と一部執筆の最新作、『笑論─ニッポンお笑い進化論』がバジリコから発売。「日本の《笑い》の栄枯盛衰をこの一冊に!!」という本で、おもしろーい。これ読みながら、YouTubeで映像を検索して見ていると、なるほどナルホド、で、なかなか仕事ができなくてこまる。本の内容紹介は、こちら、バジリコのサイトで…クリック地獄
それゆけ30~50点人生。
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