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2003/06/06

魚屋のオヤジにやられた

やっぱり、行ってしまった。そして失敗した。いや、アソコの魚屋である。やはり、あのオヤジが「安いよ安いよ」をやっていた。「どうカツオ、その3つ持っていきな、一つ100円にしておくよ」

カツオの刺身のコーナーには、半身のサクのほかに、4分の1のサクが3本あった、その3本をまとめて買えば300円にするというのだ。1本160円だから、480円から180円の値引きだった。モノも悪くないと思ったが、量が多すぎる。そう言うと、「たまには、タップリ食べな」とオヤジは言う、でもここのところカツオは食べ続けているからなあ。「じゃあ、これはどう、100円引いておくよ」と刺身の5点盛りを指さした。700円のを100円引くというのだが、見るとモノがイマイチだ。それに刺身に600円出す気はしない。第一、マグロが2点分のほかに、あまり好きでないサケがある。ほかの2点は甘エビとホタテとスズキとタコからの組み合わせだ。

いらんね、と頭をふって、その場を去り、肉類売場や野菜売場を見て、そうだ、トビウオが旬だし今シーズンはまだ食べてないからトビウオを焼こうと思って魚売場にもどる。するとオヤジがまたもやその5点盛りを取り上げて「200円引くよ」という。えっ200円引きかと思って、オヤジが手にしたのを見たが、やはりイマイチだしタコが入っているから、ショーケースのなかのホタテとスズキが入っているのを指さして「こっちも200円引くの」と聞くと、オヤジは一瞬ナンダナンダおれがすすめるので気に入らんのかという顔で一呼吸おいて「いいよ」といった。

そのとき、でもモノがイマイチだから、やはりトビウオにしようとチラッと思ったのだが、200円引きという数字と、自分でコチラならという態度をとった手前、もう商談はまとまったという顔のオヤジを裏切ることはできず、そのショーケースのなかの1個を取り上げた。オヤジは例によってマジックインキで、パッケージに500という数字を殴り書きし「まいど」と言った。

300円でトビウオの刺身にできそうなものを2尾買えたのに、500円も出してイマイチの刺身を買ってしまった、オヤジにつられて失敗したなと思いながら帰る。ウチに帰って、さらによくよく見るが、やはり500円に値しない刺身だった。うーむ、やられたか。オオバをタップリ刻んでかけてごまかして食べた。

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