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2003/06/10

朝食グルメへの道は夢だったのか?

「めしはないのですかあー」
「めしはないのですかあー」
「めしはないのですかあー」

ショクドーは目が覚めた。なんだ夢か。

同じベッドのショクドーの横にセドドーが寝ていて「めしはないのですかあー」と寝言をいっているのだった。寝ても起きてもめしのことしか頭にないセドドーだった。あーあ、ショクドーのパンツをかじっている。

そうか、夢だったのか、糺の森に絶海の孤島も朝飯島も、あるはずないよな…。ショクドーはブツクサいいながら、ヤカンに水を入れ、ガスコンロにかけた。

夢にしても、あのお茶はうまかった。やはり、まずは「おいしい生活」は、朝茶の一杯から始めるべきなのかも知れない。それがフツウの生活の起点なのだ。そうショクドーは思った。

ショクドーは、お茶を入れるつもりだった。しかし、もう数え切れない長い年月、家でお茶を飲んでない。家にお茶の葉がないことに気づいた。

なんてこった。ショクドーはセドドーの腹に蹴りを入れた。「こりゃ、お茶を買って来い!」

そうだ、なによりもまず、朝のお茶だった。フツウのめしはフツウの生活にあり、フツウの生活は、朝の一杯のお茶から始まる。そして、そこからグルメへの道があるはずだろう。仮にめしがなくてもいい、お茶を一杯のんで出勤しよう。それがスタンダードなのだ。ショクドーは、もう一発、何が詰まっているかわからないセドドーの腹に蹴りを入れた。昨夜は、あんなに舐めまわした腹なのに、いまは一杯のお茶が欲しかった。「こりゃ、お茶を買って来い! お茶の葉だぞ」

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