偏見のもと
前の8月7日に、佐藤隆介氏の「そもそもコロッケはジャガイモで作るものと思うほうが、私にいわせれば間違いである。本来は安上がりの庶民のおかずどころではなく、非常に手の込んだ本式フランス料理の一品なのだ」を引用している。
ひとがつくる料理に対して、「あれは間違いだ」「あんなものは料理とは言えない」というふうなことをいう。なぜか、料理人や食関係のライターに多い。
「本格」「本家」「元祖」などをあがめたてまつる。かつて家父長制の時代に、家長や長男が「本家」や「先祖」を祭ることで、自分の威光をしらしめたようなアンバイだ。
手の込んだものほどよく、簡単なものは「あんなものは料理とは言えない」という。たしかに、じつにわかりやすい。見た目にわかりやすいからで、かつて「本家」や「先祖」を祭るものが、見栄をはり派手に飾り立て、細かい作法をさだめることで、自分の威光をしらしめたようなアンバイだ。
いずれにせよ、ウマイマズイとは関係のないことである。
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それゆけ30~50点人生。
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