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2003/11/09

ニギリメシ

KFCのフライドチキンにしろ、マクドナルドのハンバーガーにしろ、たかだか30年ぐらいの歴史で曲がり角にたっている。

ところがわがニギリメシはどうだ。エート忘れたが、これは武士の台頭とともに歴史にあらわれたはずだ。平安時代? 「兵糧」から始まったということになっているが、もとはといえば武士というのは荘園の百姓農民だから、ひごろからそういうものを食べながら労働にいそしんでいたのさ。

つまり民衆の生活食、労働食なのだ。

東京商工会議所が会員むけに発行する月刊情報誌に、今年の夏から江戸の食べ物のことを書いている。これまで、エート、うなぎ、天ぷら、白玉、豆腐、軍鶏、深川丼などを書いてきて、これから、どじょう、おでん、蕎麦、などを書く予定なのだが、みんな「下賎の食」といわれたものばかりだ。食べた人間は下層、それを最初に商売にしたものたちも、ほとんどは店も持てないような担ぎ売りや辻売りの下層の連中。

わざと、そういうものを選んでるのではなくて、長く続いているものを選ぶとそうなるんだなあ。

つまり、みんな長く続いているのは民衆の生活食、労働食なのだ。けっきょく、そういうことなのさ。

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