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2004/03/30

レトルトごはん

スーパーでレジに並んだら前は、70歳ぐらいのバアサンだった。カゴの中に、サトウの「玄関あけたら2分でごはん」(古いか?)のレトルトごはんが3個に低脂肪牛乳の大パック1個。

約30年前、相次いで発売になったレトルトごはんは、ほとんど市場から敗退する有様だった。品質に問題があったことはあったが。しかし、このバアサンは、あのころ40歳ぐらいで、そんなもの買う気もおこさなかったのではないか、と思う。

イマめしを炊くのには、そんなに手間がかかるわけではない。米を「研ぐ」にしても、30年前と乾燥精米過程がちがうから、「研ぐ」のではなくサッと「洗う」ていどでよいのだし。あとはスイッチを入れておけばよいのだ。

しかし、釜を洗わなくてはならない。一人暮らしだと、一度炊いためしをズッと保温しておくのも問題だから、冷や飯を食べなくてはならない。などの嫌気があるかも知れない。

そういう物理的な問題だけではなく、このバアサンは、ズッと「家族のため」にめしをつくってきたのであり、自分が生きるためにめしをつくるという意識というか習慣が学習されていなかったとも考えられる。

アレコレ想像するのだった。

近所のコンビニへ夕方行くと、ご老人たちが弁当を買っている。しかし、どうしても自分でめしを炊かなくてはいけない、という根拠も、どうも薄弱である。レトルトごはんはマズイわけじゃなし。

新潟県産コシヒカリ使用と魚沼産コシヒカリ使用では、魚沼産のほうが20円ばかり高い。スーパーとコンビニでは値段がちがうが、どのみち1個150円から200円以内だろう。量と値段の関係でいけば、大衆食堂のめしの方が、安い。

近くに、よい安い大衆食堂があると、いいね。

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