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2004/06/16

『汁かけめし快食學』異聞

『汁かけめし快食學』の編集の担当は、長嶋美穂子さんである。「ザ大衆食」のサイトを経由して最初のメールをもらったときはおどろいた。まさか、アノひとが……。

というのも、おれは、ときたま浪曲の鑑賞というスゴイ洒落たことをやっていて、とりわけ関東平野の風土やオトコを(オンナも?)彷彿させる、玉川美穂子さんのガツンな力強い三味線が気に入ってファンだったのだ。その玉川美穂子さんとは、長嶋美穂子さんなのである。いやあ、なんというよろこばしい偶然だろう。もう、アイドルと一緒に本をつくっている気分。

玉川美穂子さんの三味線と初めて出合ったのは、『ぶっかけめしの悦楽』の発行が1999年秋深いころだったのだが、その年が明けて早々だった。玉川美穂子さんや五月小一郎さんら若手が、二か月ごとに新宿のライブハウスでやっていた浪曲に行ったときだ。あれから何度か三味線はきいたが、いつの間にか彼女は、最近は三味線ばかりではなく、うなる浪曲師のほうにも挑戦し、「浪曲シンデレラ」など楽しい意欲的な試みをしている、いまやじつに頼もしい力強い若手浪曲師として成長しつつあるのだ。声はよくでるし、表現力は豊かだし、いいんですねえ。

浪曲は、ウナリとタンカの語り芸と三味線、ま、リズムとビートでしょうかね、それと振りの芸が丼もの的に入り混じりながら一体となり、庶民のココロをうたいあげる、じつに変化にとんだ丼もの的に深い楽しいものなのだ。

やはり、この日本で人情が廃ってしまったらツマランですよ。元気なココロとカラダですごすには、浪曲と汁かけめしですよ。

浪曲の定席が毎月1日から10日まである浅草木馬亭の近所には、よい大衆食堂がたくさんあるし、それにうまい牛すじ煮込みを食わせる飲み屋で、うまい牛めしが食べられる。「庶民の古都」浅草では、やはり「牛丼」ではなく「牛めし」の看板がおおい。アメリカ産牛肉の牛めし牛丼は苦境のなかでも、むかしながらの浅草の牛めしは健在だ。

ってことで。
玉川美穂子さんは、最近、「ほとばしる浪花節! 玉川美穂子のページ」のサイトをはじめた。どうか、ご愛顧ください。浪曲の魅力や、公演の日程などを知ることができるでしょう。
http://www.geocities.jp/tamamiho55/
文章も楽しいblog「たまみほ日記」の本日、6月16日を見たら「堕落だ」だってさ。ありゃりゃ、牛すじホッピーで堕落しているよ。おれなんか日々堕落だけど。やはり、堕落は成功のもと、か?

ザ大衆食「浅草と浪曲と牛すじ煮込み」にも玉川美穂子さんが登場しています。
http://homepage2.nifty.com/entetsu/sinbun04/asakusa_hukutyan.htm

■連載。一緒に酒を飲んだことがあるひとサイト、新旧とりまぜて。
「食堂は食の殿堂だ」と言う、覚張さんの「味乃家 魚野川」
http://www2.ocn.ne.jp/~uonogawa/

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