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2004/06/30

いいかげんな「栄養タレント」

■まずは浪曲
本日、6月30日、と、書き始めて、調べてみて気がついた、あれれれ、昨夜だったのか、今夜だとばかり思っていた。ああ、おれもタマミホさんのような粗忽者だったか、玉川福太郎の天保水滸伝第二夜は、終わってしまった。うーむ、でも、昨夜なら行けなかった。

では、玉川美穂子は、7月3日(土)の、浅草木馬亭定席だ。これに、なんとか行くとしよう。
http://www.geocities.jp/tamamiho55/

■食育問題・・・いいかげんな話
「食育論者」として名高い、自民党の食育調査会でも講演している「栄養タレント」の服部幸應(ゆきお)さんは、こんなことを言っている。いつまで、こういうイイカゲンなことを言っているのだろうか。「季刊 教育かながわ」より。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kyoikusomu/sonota/kikan/0305/030508.htm

「 子どもがキレやすいという問題とも関係があるのですが、きちんとした食生活を子どものときからしてほしいですね。骨の成長は特に思春期から二十歳くらいまでにピークを迎えます。でも一番バランスのいい食生活をしないといけない時期にダイエットなどをすると体はがたがたですよ。特に親の目を離れて自分で物を買ったりする時期に、意識して食べちゃいけないものや食べないといけないものを教える必要がある。自由奔放に食べていると体が偏ってしまう。朝食抜きの人も結構いるみたいですけど、何が悪いって集中力や思考能力がなくなるんです。実は物を考えるって、ブドウ糖がエネルギーとして脳にないとできない。脳はエネルギーとしてブドウ糖しか受け付けませんから。だから食べないとだめ。あまり脂こいものや甘いものばかりだと良くないですけど。甘いものは血糖値を一時的に上げるにはいいですが、現状はお昼まで持たないから途中で清涼飲料水を飲んだりする。すると血糖値が一時的に上がり、でもすぐ下がる。それを何回も繰り返していくと血糖値が上がるのを体が抑えようとして、インシュリンが大量に出て血糖値はバランス値で止まらず下がってしまう。そうすると体がだんだん低血糖になる。低血糖だとぼーっとして集中力が欠ける。人間の体はよくできていてこれを押し上げようとする力が働いて、暴力ホルモンとも呼ばれるアドレナリンがでるんです。思考力のないところへ急に血糖値が上昇し興奮させますから訳わからず人を刺したり、訳のわからない言動をしたりすることにつながります。」

最近は、たしか佐世保のジケンにからんで、「パソコンをやるとキレやすい」という「論」がでまわっている。どいつもこいつも、子供がキレるということについて、マジメに考えていない証拠だろう。子供の問題を、自分の主張にひきよせて都合のよいように利用しているだけじゃないか。かれらの特徴は、子供たちの実態から、なにかを学ぼうという姿勢が、まったくないことだ。

ましてや、この「朝食」と「血糖値」は関係ないという実験結果まであって、いまや「朝食抜き健康法」なんてものまであるのに。

このように、たかが「栄養タレント」が、さもさも教育や人間や生命の真理についてわかったごとくいう。イマすすめられようとしている「食育」の根本は、このように人びとの不安につけこんだ、根拠のないリクツで、きわめて悪質なものなのだ。

とにかく、ワレワレは、「栄養信仰」から解放され、自らの思考力で食べ生きることをしなくてはならない。と、思うのだ。

「栄養タレント」は、教育や子供の専門家ではないのだし、ラチもない栄養の話をしていればよい。ちょっとテレビで有名になったぐらいで、なにものかになったように偉そうなことをいうタレントがふえた。そういうカンチガイこそ、笑止である。ひとさまのことより、自分のアタマを心配することだね。

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