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2004/06/07

またまた堕落す

身体のキレが悪い。アルコールがぬけてないのだ。昨日は浅草の木馬亭午前11時から12時まで、玉川美穂子の「ほとばしる浪花節」、声はよくでるし、やっている本人が楽しそうだから、会場全体が楽しい雰囲気になる。これからが楽しみだねえ。三味線の沢村豊子は、ひさしぶりだったが、あいかわらずうまいねえ。といっても、もうベテランだから崩れようもないが。

ご参考
ザ大衆食「浅草と浪曲と牛すじ」

ああ、しかし、まだ身体がデレデレしていて、キーをたたくのもデレデレでかったるい。

身体が堕落しているのだな。昨日は「堕落のススメ」を書いてから、堕落しに出かけたのだった。しかし、浪曲は堕落にならんか。いやいや、元来ああいう芸能ものは、やるほうも夢中になるほうも堕落のはずだ。芸能とは堕落だよ。堕落の反対は何かな、と考えたが、わからん。「品行方正」とか「勤勉」だろうか?

そして木馬亭でグウゼン、ひさしぶりに編集者のホリウチさんに会って、ちょっとお茶、つまりコーヒーをだね飲んであれこれオシャベリ。ホリウチさんは用があるんで帰って、それで1時ごろ、浅草で1人になったというわけだ。

それからですよ。書くと長くなるから省略。浅草、池袋、新宿と、何軒飲んだでしょうね。で、最後は7時半ごろ、新宿から小田急線にのって経堂まで行ってしまったのだなあ。居酒屋「太田尻家」

なんでも作ってしまうモノヅクリ夫婦、夫婦で大衆食の会に参加してくれた「太田尻家」が、モノズキなことに、居酒屋を始めた。それはつまり街につくる自分たちの作品というわけなのだな。ガス工事以外、ぜんぶ2人でつくり。しかし、なかなか、さすがなつくりだ。客席は10人ぐらいの、しかしせまくるしくはなく、芸術的に気どった空間ではなく、ゆったり堕落した落ち着いた空間だ。ま、彼らのあたたかい性格そのままの、作品というわけだ。もちろんイスもテーブルも自分たちでつくった。

どうせワレワレはアパートの太田尻家に集まっては、亭主の手による料理に舌鼓をうち、飲み食いしていたのだから、その場所を街に出したとおもえばよい。

つまみ類、300円~500円の設定で、ニギリメシにみそ汁まであるというのがいいね。それに岡山の酒、「池田候」が一合600円で飲める。

経堂駅北口、すずらん商店街をまっすぐ歩く。左側に古本の「遠藤書店」があり、右に銭湯があり、さらに歩くと、右側にレンタルビデオ屋があって、その先となりに明るい「太田尻家」がある。お立ち寄りください。月曜日は休み。

太田尻家のサイト(居酒屋のほうではなく、作品紹介のほうです)。妻の太田尻智子さんには、拙著『大衆食堂の研究』の装丁、表紙と本文のイラストをやっていただきましたね。
http://www.ne.jp/asahi/ootajiri/ke/

ま、で、そういうわけで、いつものようにあやうく太田尻家に泊まりそうになったのだが、まだ正気だったのか酔いながらも、経堂から北浦和まで帰ってきたというわけだ。ああ、堕落、よいよい。しかし、堕落も、くたびれる。

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