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2004/11/21

伊勢丹新宿店で高千代の酒を買い、渡辺勝さんのうた

昨日20日のこと。伊勢丹新宿店「越後の味・大新潟展」へ。ザ大衆食のサイトにしばしば登場の、高千代酒造が出店している。幸いなことに高千代酒造は地震の直接被害はなかった。しかし、なにしろ小さな酒蔵で、おなじ地域の八海山と比べても10分の1以下の規模だろう、かなり厳しい経営環境で、地震による地元消費の落ち込みが心配だ。

地元では人気の酒だが、それだけ「都会風」の味ではなかった、ということかも知れない。今年のはじめ、沖縄の人たちを案内したときも、あまり清酒を飲んだことがない人たちだったが、八海山と高千代を飲ませたら、八海山のほうが飲みやすいといって選んだ。口当たりが「マイルド」なのだ。「淡麗」というのかな?「軽い」ということだね。

これは、たばこのマイルドセブンのころからの傾向だと思うが、都会の大市場で個性のない軽いマイルドな味が流行するが、けっきょく大市場でシェアをのばし売上を確保するとなると、あるていど「軽い味」にならざるをえない。これが売上のためには「無難な味」ということだ。地元の小さな市場を相手にしてきた酒は、ややヘビーな味わいであり、しかし燗をすると独特の香りや味を残しながらのみやすくなる、というわけだ。フツウ「地酒」とよばれたものは、そのような個性があったものだが。

ま、講釈はともかく、伊勢丹新宿店へ行って、地震見舞いと激励をかねて、というのもおれは一応、会費も払って「高千代友の会」の会員なのだから、「巻機」(純米吟醸)を二本買った。

今日までやっていますから、お出かけください。酒蔵の越後美人姉妹の1人が店番しています。

で、そのあとは出たついでに、渡辺勝さんがゲスト出演のライブへ。今年はもうこのあと忙しくなるから、いつもの「なってるハウス」のライブに行けるかどうかわからんし、ちょいと行ってみようというわけだ。高円寺の「円盤」。ま、ついでに、途中の「大将」で、今年の最後になるかも知れないからと、いちいち理由をつけて、ちょいとイッパイやる。

開始の7時半前についたのだが、予備のイスに座る状態。あれれれれ、たしかアヤシゲさんは、「円盤はいつもガラガラだから、遅れて行っても心配ないよ」といっていたけど。会場は、イマドキの若いものたちでイッパイ。なぜ? おれのようなジジイは場違いなかんじ。でも気にならないね、渡辺勝さんだって、ま、たぶん、老眼鏡がないと譜面がよく見えないトシじゃないか、と。

渡辺勝さんは、出だしがちょっと快調とはいえなかったが、だんだん調子をあげ、いつものいいうたを聴かせてくれました。満足。

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コメント

退屈男さん、どーも。
私は詳しいこと知らないですが、渡辺勝さんは、元「はっぴーえんど」のメンバーで。その「はちみつぱい」のメンバーだったこともあったと思います。
こちらが渡辺勝さんのサイトです。
http://ragrock.blog.ocn.ne.jp/refuge/

投稿: エンテツ | 2004/11/21 12:23

渡辺さんというのは、もしかして昔「はちみつぱい」に在籍されていた渡辺勝さんのことですか?違いましたら、もうしわけないですが。

投稿: 退屈男 | 2004/11/21 11:18

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受信: 2004/11/22 19:51

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