« ちくわぶとフランス焼酎 | トップページ | 地震からの復興まだまだ、覚張さんの店 »

2004/12/19

ぷあんとゑびす屋食堂

怪快愛人あっこさん主催の怪快忘年会は、とうぜん西荻の「ぷあん」だった。人数が多いと、たくさんの種類の料理をたべられるのでよい。ぷあんへ行ったのは、たぶん今年3回目だと思うが、初めて食べるものが多かった。

サテ、何種類あったか。どれも「高級」というものではないし、店も値段も大衆食堂のようなものだね。どれもうまくて、これは、ウチでもやってみようというのがあって、楽しかった。とくに、一斗缶型のスープ鍋で出てきたスジ煮込みは、その鍋も買ってウチでつくってみたいものだった。めしにかけると、うまそう。

ぷあんは、この12月で開店一年だそうだ。ここの料理は、「ねばならない」という原理に縛られず、自由でよいように思う。

以前サイトに紹介したように、「タイ料理中心の、アジアのごはんとカレーのお店」であり、これまでの日本の常識としては「エスニック」に分類されるだろうが、これからの日本のふだんのめし、というふうな鼓動をかんじる。新しい料理の起源には、こういう鼓動があるのだろうとかんじる。

タイの伝統料理もあるが、タイ料理とはこうあらねばならないという現地至上主義者や、タイ風を気どる高額エスニック料理店から見たら、タイ料理とはいえないものもあるかも知れない。「原理主義」とは生き方がちがうのだ。現実的なふだんの日本の食事としては、こちらのスタイルが定着するのではないだろうか。ようするに日本の生活に現実的で、うまければよいのである。これからがタノシミ。

「メコン」ウイスキーのボトルを一本あけ、最後に、例によってカオソイで仕上げ。

ザ大衆食の「ぷあん」はこちら
http://homepage2.nifty.com/entetsu/sin/puan.htm

ザ大衆食のサイトには、昨日、葛飾区立石のゑびす屋食堂の外観写真を掲載した。
http://homepage2.nifty.com/entetsu/s/ebisuya_tateisi.htm

|

« ちくわぶとフランス焼酎 | トップページ | 地震からの復興まだまだ、覚張さんの店 »

コメント

pfaelzerweinさん、は、「プェルシャー・ヴァイン」さんなのですね。やっと、マトモに読めました。どーも、です。

ここは大いに食について語るところですから、「敷居が高い」などとおっしゃらずに、どんどん書き込んでください。

飲食のことは、どうも言葉にしてしまったとたん、身体で感じたことの大事なところが削られ、スカのツマラナイところだけが残るな~と思うことが、よくあります。

だから、料理の話や料理の歴史の書物などを読むときには、書かれていない言葉になっていないところを感覚的にどうとらえるか、というあたりが大事だしオモシロイように思います。

それで感覚的にピンときたあたりを、うまく表現できなくて、はがゆい思いをして、自分の言葉不足を嘆かわしく思うこともシバシバなのですが。それはそれで、これは言葉にすると、どうなるかモンモンとするのも、また食の楽しみかも。とにかく飲食する人間の身体が体験する、ほんのわずかしか知識になっていない。

知識を得るかわりに失うものもあることを自覚しつつ、「うまいものはうまい」として感じる身体を維持してゆきたい。なーんてことすら忘れて、ひたすらガツガツ食べ、ガツガツ飲む日々なのであります。

ついでに、「Webマガジンen」に連載中の茂木健一郎さんの「食のクオリア」は、こういう話題に関係するような気がするのですが。
http://www.shiojigyo.com/en/column/index2.cfm

ちょいと観念的なところもありますが、わたしにとっては、食に関して今年イチバン刺激的な発言の多かった著作のように思います。来年も、まだ続くらしい。食は深くておもしろいなあ。です。


投稿: エンテツ | 2004/12/21 11:54

こんにちは、エンテツさん。ここで食を語るのは大変敷居が高いですが、「旨ければよい」などの「巧い」キーワードに共感しましたので書き込みます。健啖家ぶりを拝見して恐れ多いです。私もBSE騒動の時期にブレーキをかけましたが、以前は可也授業料を払いました。新しい食の輸入と改良・定着などは改めて述べる必要がありませんが、其の過程で忘れ去れたものが本当は食の奥義と思います。つまり、知識として伝える過程で削ぎ落とされてしまうものです。本当に旨い食べ方は門外不出です。「汁かけめし」については明文化されていません。其れを誰も人に語ろうとしません。そのようなものを見つけるとすかさず質問してみます。殆んどの人の場合は「見つかってしまった」という顔をしますが、本人はその理由を良く知っています。

ワインの場合は更に極端です。そのワインスノッブは世界中に生息します。決して悪い事のみではありませんが、先入観念で最も大事なところが切り捨てられる事は悲しい事です。ワイン愛好者としての切実な声です。

「旨い物は旨い」。知識や経験がなくても、その結果は同じですね。奥義が捉えられるかどうかは、その人の開かれた心と思います。

名前の読み方は、ライン川左岸の地域プァルツ(フランスの太陽王も其のワインに?食指を動かしました)から来ています。その人称形からプェルツャー・ヴァインと申します。

投稿: pfaelzerwein | 2004/12/20 23:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30930/2310225

この記事へのトラックバック一覧です: ぷあんとゑびす屋食堂:

« ちくわぶとフランス焼酎 | トップページ | 地震からの復興まだまだ、覚張さんの店 »