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2005/01/15

『レモンクラブ』の南陀楼綾繁と小あじ日記風

きのう。漫画屋が編集する『レモンクラブ』2月号を買いに浦和駅近くのエロ本屋へ。おれはエロ本屋があるかないかで、街の「文化度」をみる。エロ本屋のない街は文化はつる街、深みのないノッペリとした街が多い。北浦和に引っ越してきて、浦和駅から2、3分、しかも県庁ヘむかう大通りにエロ本屋を発見してうれしかった。

その近くには大衆居酒屋食堂の「いづみや」があって、駅前黄金コンビというかんじだったが、残念ながらそちらは閉店、エロ本屋は残っている。ときどき寄る。たいがい立ち読みだけどね。

かつて都内の私鉄沿線に住む知人が、駅前にパチコン屋ができるというので反対運動を始めた。ところが同じ駅に住む別の共通の知人が、ちょいとひねくれた男であるが、こいつが推進署名をやろうと言い出して、おれはどっちに加担したかというと後者だ。

そもそも反対の理由が「街の風紀が乱れる」とか「文化都市にパチンコ屋はいらない」とか、そういうものだった。あきらかに自分たちは文化的な「良民」で、パチンコをやる人間を下品で野蛮な「悪人」として差別し排除しようという意識があった。それこそ文化のていどの低さを露呈したものだ。

エロ本屋に対しても同じような見方がある。パチンコ屋やエロ本屋があるぐらいで失われる「街の風紀」や「文化」なんか守るに値しない。そういうわけで、それまで一緒に飲んでいた、われわれ3人は分裂し非常にきまずい関係になったのだった。20数年近くたち、最近ゆるやかに関係が改善するきざしがあるが。

ところで、『レモンクラブ』では南陀楼綾繁さんが「物好き〔南陀楼綾繁〕の活字本でも読んでみっか?」と毎号1ページ使って本一冊を紹介している。今2月号は、当ブログ12月14日に紹介した『あわわのあはは』が載っているのだ。『あわわ』とは徳島のタウン誌、トウゼン綾繁さんの興味の対象。この本は、モノヅクリとしてのタウン誌の話はあまりなくて、経営やら経営をめぐる動きが中心でおもしろいのだ。

発行元の西日本出版社の内山さんに『レモンクラブ』現物を、著者の住友達也さんにコピーを送る約束をしているので2冊買おうと思ったら、いつもは2、3冊はあるのに、1冊しかない。ま、貴重な1冊が手に入ったのでヨシとしなくては。南陀楼綾繁さん、この最後で、「オレも十年後にはこんな風に悠々自適になりたいなあ。まず成功しないとダメか……。」だって。あはははは。

エロ本屋の帰り、スーパーで小あじが安かったので買った。最近なんでもレモンを使って我流に料理して食べるのにこっているので、そのようにしたら、もううまかったこと。しかし、ちょいと骨に火の通りが悪く、食べるときじゃまになった。火加減は難しい。

幻堂出版から3月ごろ発行予定のオヤジ芝田さんの本の解説を引き受けたまま、正月酒に埋没して、すっかり忘れていた。締め切りが「1月中ごろ」だから、「中ごろ」を20日ごろまでと考えれば、まだ十分まにあう。と、酔態でとりかかる。

と、今日は日記風に書いてみた。日記、にがて。

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