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2005/07/23

アジャンタの「ドライカレー」

トツゼン思い出したので、忘れないうちに、ここにメモ。「アジャンタ」といえば、むかしから有名なインド料理屋だが、おれが初めてココに入ったのは、1972年か3年ごろだ。場所は九段にあった。靖国神社の鳥居にむかって右すぐのところで、古い木造の2階建の店舗。

そのころ、いまでいう「キーマ」つまり別称「ひき肉カレー」は、「ドライ・カレー」と呼んでいた。メニューにも、そう書いてあった。ふつう、ドライカレーというと、カレー味の炒めライスのイメージだったから、おどろいた。どうやらスープのないカレーという意味で、ドライカレーだったらしい。その香辛もだが、汁気がほとんどないぐらいに仕上がっているのが特徴なのだ。それをライスかパン類と食べる。

その後、いつの間にか「キーマ」になっていた。アジャンタが麹町の日本テレビのそばのビルへ移ったころには、完全に「キーマ」だった。その間に、インド旅行とインド料理屋とインド料理は急速に普及し、「キーマ」という本場風の呼び方が定着したと思われる。

約10数年間、おれは麹町五番町にあった事務所でシゴトをしていたので、どちらの店にもよく行った。それは、最初は「ドライカレー」を食べたいためであり、のちに「キーマ」を食べたいからだった。アレは、クセになる味だ。

いま住んでいる北浦和に、かつてアジャンタで料理をしていた人がやっている、「沙羅樹」というインド料理屋がある。「アジャンタ」の「キーマ」を食べたくなると、そこへ行っていた。まずくはないが、ビミョウに味が違う。あまり行かなくなった。ようするに「ひき肉カレー」であるから、自分で、かなり満足のいくものを作れるのだ。それも安く簡単に。

と書いているうちに、今夜のめしは、ひき肉カレーが食べたくなってきた。そうしよう。

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