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2005/08/19

おら!守旧派、草履(ぞうり)づくり

zouri1年寄りの様子を見に行ったが、寝込んでいるわけじゃないので、46時中ジッと見ていたわけではない。じつを言うとおれは、起きているあいだは、ほとんど酒を飲んでいた、酒を飲んでいないときは寝ていた。医者も誰も、完全ということはないから仕方ないし、人間は死に向かって生きているのだ、辛気くさい顔していればよいというものじゃない。そして、草履の作り方を、年寄りに伝授されてきた。これぞ、年寄りを生かす道であるね。

「草履」というと、文字通り「草の履物」だ。普通多く見かけるのは、ワラで編んだものだ。今回のものは、竹の皮で編んでいる。裏山の竹やぶに落ちている竹の皮に、古い布をからめて編む。使うのは、生身の手と足だけ。

zouri3年寄りの話によると、この竹の皮のものは足の裏が刺激されてよいのだそうだ、それに親指と人差し指のあいだはひらくし、ほかの指と指のあいだも、ふだん靴やサンダルをはいているときよりひらくので、健康によいのだそうだ。で、だから、外ではあまり履く機会がないけど、内履き用に作っているのだとか。柄がきれいだから飾り物にもよい。

ワラをつかうにせよ竹の皮をつかうにせよ、食べ物と関係あるものが、オイシイところをいただいたカスまで利用されているわけだ。はあ、まあ、みごとな守旧派の知恵ですな。人びとは、役立たずの国は滅んでも、こうやって生きてきたのです。

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