« おら 「料理評論」なんてなあ | トップページ | ろくでもない戦争と栄養学 »

2005/08/15

ろくでもない昭和、戦争、外食券

gaisyokuken敗戦記念日らしい写真と話題を。写真はクリック!(ほぼ原寸大が見られる)
戦争が間違っていたか、いなかったか、って、何を基準にするんだ。この外食券を見ればわかるだろう。真珠湾攻撃の前、おなじ昭和16年の4月1日に、六大都市でコメは配給通帳制になり、それにしたがって外食券がなくては外食できない制度になる。つまり外食券食堂の時代。日米開戦前夜、すでに食糧事情は、そのように逼迫していた。

そして昭和20年8月15日。「国は破れても人民は食わなくてはならぬ。二六年の東京都指定食堂組合ができるまで「非常時体制下」の外食券食堂営業はつづいた。」

このあたりのことは、『大衆食堂の研究』激動編に書いた。
http://entetsutana.gozaru.jp/kenkyu/kekyu_4_03.htm

写真の外食券は、現在の宮崎県延岡市の旧家のひとからもらったもので、そのあたりで戦中に使用されていたものらしい。国家のためにイノチを粗末にあつかうことが「常識」だった、ろくでもない昭和、ろくでもない戦争、ろくでもない外食券。

|

« おら 「料理評論」なんてなあ | トップページ | ろくでもない戦争と栄養学 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30930/5472724

この記事へのトラックバック一覧です: ろくでもない昭和、戦争、外食券:

« おら 「料理評論」なんてなあ | トップページ | ろくでもない戦争と栄養学 »