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2005/09/09

困った「政治好き」たち

どうやら、こんどは郵政民営化反対のスジからのトラックバック連打だ。それがブログのやり方か。おれは守旧派だけど、別に郵政民営化反対の人たちとエールを交換する気はない。それに、ホリエモンとは考え方はちがうようだが、彼のような人間が出てくることは、そんなにイケナイことじゃないと思っている。

くりかえすが、ここにあえて郵政民営化について書いたのは、日本の食文化とくに食糧自給問題、べつの言い方をすれば、自民党が日米の国際資本の意向をくんですすめてきた自由貿易協定と密接に関係するからだ。いまの国際資本との関係、日本政府の無戦略のなかで、その結果としての郵貯の丸投げは、国民的利益とくに食糧自給率の向上にはつながらないということだ。こんな行き当たりばったりの、サイコロをふるような政治は、日本ぐらいだろう。自由貿易協定だって、ほかの国は、もっとしたたかだ。日本は、利害の異なる世界で「交渉」によって利得を得ようという発想そのものが貧困で、「交渉」によって利得を得ようという発想がないかぎり政策も貧困にならざるを得ない。それは国内においてもおなじで、自分の思うとおりにならないなら「ぶっ壊す」なんていうことを言って人気をとっている単純バカな政権の特徴だし、このトラックバックにみられるように賛成といい反対といい、意見の異なるものたちが「交渉」しあい、どうよい結果をだすかではなく、「勝ち負け」の単純バカな発想しかない連中の特徴である。ようするに「ぶっ壊しあい」それは簡単に「ぶっ殺しあい」「切捨てあい」ということになるだろう。だから、このように、「場」も考えずに、いい気になってトラックバックをぶちこむのだ。どうせ、こういう連中は、おれが書いたことも、満足に読んでないだろう。政治や選挙は、「説得力の競争」だと考えれば、これは愚策中の愚策である。つまりバカドモということだ。

「ぶっ壊す」なんて言葉が政治の大舞台で堂々とまかり通るようになって、さらに日本は殺伐としてきたと思う。「交渉」つまり「コミュニケーション」は軽視され、「交渉」の関係は、簡単に「キレる」「ぶっ壊す」関係になった。こういうトラックバック連打も、そういうあらわれだろう。みなコイズミ化しているのか。『汁かけめし快食學』を読め!

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コメント

そういえば、ドイツも選挙のようで。pfaelzerweinさんのテレビ討論に関する記事、おもしろく拝見しました。首相や首相候補が、ああいう討論をする国はうらやましい。ますます日本がイヤになってしまいましたが、ま、でも、こういうわけのわからん日本で、快食快便第一にアレコレ言っているのも嫌いじゃなし。

しかし、このトラックバックの様子は、なんでしょうか。これが、先進といわれる日本のブログ世界の現状ですから……。投票日すぎたら、片づけたいと思っています。

投稿: エンテツ | 2005/09/09 15:25

なるほど。「コミュニケーション軽視」ですか、これは想像出来ます。つまり、言い争う前に叩くと言うか、唐突に暴力が出るとか。意味が分からない。

伝統を生かすなどよりも潰して断ち切って、お蔵入りにして、継続性の無い新しい事を始めるのを良しとする文化ですね。ある種ポルポトやタリバンの連中にも共通項があるかもしれません。前の反省要素が少しも生かされないから何時までも12歳レヴェルの文化にしか育たない。米国文化でさえ成長し続けているのに。

畳の何とかは新しいのが良いと。それにしても「性事が好き」ですね。エログロと来ると快食快便でしょうか。訳が分かりませんな。

投稿: pfaelzerwein | 2005/09/09 14:40

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