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2005/10/01

まずは「五本指評価法」から大らかに始めようか

格付けとランキングは、微妙にちがうような気がする。うまく説明できないが、たとえば、格付けというのは、特A、A、特B、B…あるいはAAA、AA、A…とかで、ランキングは1位、2位、3位…あるいは1番、2番、3番…。

格付けのほうが、質的な無形な価値、あるいは数字であらわせない価値が含まれているようなかんじであるね。だけど、実際には、ゴチャゴチャに使われているようだ。それで、ますますゴチャゴチャするのだが、あの☆印が1個だったり、2個だったりするのは、使っている本人は、そのへんどう自覚しているのかと思うし、受け取る側とのあいだに、そのへんの認識の一致はあるのだろうかと思う。

ま、「兵隊の位でいえば」というのはわかりやすくはある。あれはランキングではなく格付けだろう。となると、日本語の1位2位の「位」も、もとはといえば貴族制のものだと思われるし、そうなるとランキングというより格付けということになる。

とにかく、一本の線のうえに、順番に並べるというイメージだ。そのことによって、順番以外の価値や意味は失われる。日本で慣例的に使われている格付けやランキングは、その色彩が強い。☆印は、たぶん「ミシュラン」の真似からきているのだろうが、たしか、もとのミシュランの☆の数には、もともと「ミシュラン」はクルマ旅のためのガイドだったのだから、わざわざでも行きたいレストランとか、ま、わざわざ行きたい度を基準にしたような格付けの意味があったと思う。でも、もう周囲で使われている☆には、そんな意味は関係なくなっているようだ。

ああ、まあ、だから、そういうことは、あまり本気でやると、その順番以外の価値や意味が失われる危険性があるということで。では、そのような危険に陥らないために、どうしたらよいか。

そのためには、まず、そういうことをあまり本気でやらないということだが、それ以外に、もっと積極的な方向はないかと悩んでみよう。そこで、まず一本の線のうえに並べるような思考から脱するために、ここに不肖エンテツは「五本指評価法」というものを提案するのであります。もちろん、これは、まったくの思いつきでありまして、まだ完成度0不完全度5でありますが。

それは、たとえば、飲食店や料理を評価するときに、すぐ☆の数を思い浮かべるのではなく、ああ、これは甲類焼酎35度のようだな、いや芋焼酎のような店だな、とかね、すぐおれは酒が例に出てしまうのだが。

自分の手を開いてみて、おや指、ひとさし指、なか指、くすり指、こ指があって、名前もちがい個性がある、どれがエライわけじゃない、どれが格が上というわけじゃない。その指一つ一つにイメージを与える。おや指は焼酎指、ひと指は清酒指、となると、くすり指は紹興酒か、とか、ま、また酒になってしまったが、そのイメージを決める、つぎに関節のイメージだ。おや指=焼酎指の第一関節は甲類焼酎とかね、ま、五本の指全部を焼酎をイメージしてもいいのだが。で、まあ、この店のコロッケ定食は、中指の第二関節というかんじかな、つまりね、こうこうでアアでね、ほらだから中指の第二関節というかんじなのさ。というぐあいに用いる。

そこに、どういうイメーじを与えておくかは、それぞれで、それを酒を飲むときなどに、話のツマミにすると楽しいだろう。おれのおや指はな、こういうイメージなのだよとか、かわいく話あったり、するわけですよ。男がこ指をたてれば、決まっているけど、それもチャラにするような価値をこ指にあたえたりとか。

とか、ま、ナニゴトも、すぐ格付けだランキングだ、すぐ経済効果に換算するとイクラだ、いうことから離れてさ。で、時々手を開いてみては、やはりそれぞれの指がそれぞれの働きをして手は成り立っているのだから、ね、だからどの指も愛さなくてはな。格付けやランキングして捨ててもいい指や関節なんてないのさ、と、大らかな愛に目覚める。って、なかなか、いいことだと思う。

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