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2006/01/23

いよいよだ。初競馬は札幌だった。

いよいよ酒の原稿も最後をむかえようとしている。あと2、3枚。取材のテープを聴き、ビデオを見ていると、ほんと、真面目で誠実なモノヅクリって、生きにくい時代だと思う。しかも、田舎で、それ以外の生き方を知らない。でも、生きにくい生き方、それ以外の生き方を知らないということは、ときに悔しい思いをしても、満足の人生のようだ。という気がしないでもない。都会の頽廃、田舎の溜息。

初めて競馬場へ行き、馬券を買ったのは、夏の札幌競馬場だった。いきなり、競馬馬の骨折、薬殺送りという場面を見てしまった。馬券は、みなハズレ。ハズレ馬券を、ぶん投げるのも、なかなか気分のよいものだなと思った。そのあとの酒も、わざわざヤケ酒の気分を出してみると、なかなかよいものだなと思った。

当時は、競馬のダーティーイメージを払拭するオシゴトのため、北海道の馬産地から競馬場を見て歩いていた。札幌から特急で函館へ向うとき、同じボックスの前の席に座ったオヤジが横浜から札幌に競馬をやりに来た人で、夏の地方巡業の中央競馬を追いかけて歩いている。札幌で200万円スッて、こんなことは初めてだったので、あわてて家のものに送金してもらった。商売は中華料理屋。など、いろいろ話し込んだ。

おれは、函館から青函連絡船で、津軽海峡夏景色を見ながら、青森にわたり、ちょうどねぷたの終ったあとで、祭りの後の静けさといった感じの青森で飲み、青森グリーンホテルだったかな?に泊まり。翌日起きたら、このまま東京へもどって出社するのがイヤになり、もう一泊、そのあと仙台へ出て泊まり。仙台から、えーと、どのルートだったかな、とにかく次は酒田で泊まって、それから新潟市の親戚に泊まり、それから糸魚川に泊まり、それから大糸線で白馬で泊まり、もっとほかへも行ったな、それも一泊づつというわけじゃなく。とかやっているうちに、2週間ぐらいすぎ、その間ずっと無断不出社で、8月の末に出社したのだった。一週間ぐらいの出張で出かけたのに、一ヵ月の旅行だった。

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