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2006/01/28

銀座の「お味」に、ゾッ

kasuteraおとといの夜は、久しぶりに銀座で飲んだ。2、3年ぶりか? この前は、まだあった、マリオンの前のレバンテや食堂など戦後闇市時代の名残の一角が消え、工事壁で囲まれていた。

路地をはさんで反対の有楽町駅側、角にカレー屋がある一角は、そのままであり、有楽町駅の銀座口からマリオンの前にぬける、パチンコ屋の横のトンネルのようなアヤシゲな通路は健在だった。1965年ごろ銀座6丁目にあった会社に勤めていたときは、毎日その通路を利用していたから、そこを通ると懐かしく若い頃を思い出す。当時は、両側ともパチンコ屋で、まるでパチンコ屋のなかを通りぬけるかんじだった。

銀座で飲んだ店は、松屋の前にある「酒の穴」。銀座通りの店とはいえ、敷居の高さを感じさせる気取りはない。酒の種類が多く、いろいろな酒を吟味しながら飲んだ。そして、ウチに帰ったら、銀座文明堂の桐箱に入ったカステラがあった。なんだか、銀座の夜である。

しかし、なんとまあコケオドシの桐箱入り! 「特選 五三加壽天羅」という銘。なかには、製造職人の名前と朱印、検品職人食の人間国宝とやらの名前と朱印、宮内庁御用達が印刷された紙っぺら。なんだかなあ、食の人間国宝ってのは、こういうコケオドシをするんですかい。ま、宮内庁ってところが、こうなんでしょうなあ。こういう連中が、食育とかいって、偉そうにするんでしょうなあ。

ともあれ、中身、マズイ。たぶん、材料はよいのだろうし、ていねいに作っているのだろうが、味づくりがマズイ。甘味の使い方が、ヘタだね。以前、福岡で有名な宮内庁御用達の最上級という「たまご素麺」を食べたことがあるが、それと似たような味だ。一緒に食べたウヨクのオヤジと、天皇は、こんなマズイものをくっているのかと笑ったが。天皇は、こういう味が好きなのだろうか。甘いなあ。いかにも甘さだけを珍重したような味で、イヤハヤ。砂糖のカタマリを食べているようで、オゲッ。

だいたい、ウチには砂糖なんかなくて、日ごろ砂糖なんか、つかってない。こんなもの食べると、ほんと、ゾッとする。こんなものが「伝統」なんて、ゾッ。

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コメント

エンテツさま
ありがとうございます。

私の実家では、みりんを使うともったいないと言われました。不思議ですね。

投稿: でれすけ | 2006/01/30 23:39

>でれすけ様

煮物のときも砂糖はつかわないで、ミリンや酒、野菜などで甘味をだすていどです。それは出身地の新潟の流儀というわけではなく、また甘いのが嫌いというわけでもな、ただ砂糖の甘味は、あまり好みじゃないかんじで、ナントナク砂糖をつかわなくなった。というわけです。

>吸う様

前にサギの前科のあるひとに聞いた話だけど。顔を見て話せばアンシンという人は、だましやすいそうだ。サギ師は、一に顔、二に着ているもの、三に言葉づかいと声の質だとか言っていたな。

投稿: エンテツ | 2006/01/29 10:18

煮物のとき、砂糖つかわないのですか?
私は栃木出身なので、煮物には砂糖をたっぷり使うのですが。

投稿: でれすけ | 2006/01/29 00:33

あ〜カステラ大好き。甘いの大好き。
高級カステラ、エンテツさんの貧乏舌にはもったいない。

今は野菜なんかでも作った農家のおっさんの名前とか顔写真入りの包装があいてあったりしてね、「作った人の顔が見えると安心できる」なんつって喜んで買う人がいるけど、凶悪なツラとか凄いブサイクなツラしたおっさんの野菜でも「安心」とか言うんすかね?
カステラもおっさんの名前があると「安心」てわけですかね?
んで、「宮内庁御用達」てえのは、宮内庁に御用達なだけであって、
天皇の口には入らず、宮内庁の役人がみんな家に持って帰ってたりして...

投稿: 吸う | 2006/01/28 20:00

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