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2006/04/11

書評のメルマガとドラム缶の風呂

「書評のメルマガ」vol.259が発行になった。「食の本つまみぐい」書いています、ごらんくだせえ。……クリック地獄

一緒に書いている「版元様の御殿拝見」の塩山芳明さん。きのう4月10日の「日刊漫画屋無駄話」を見ると、どうやらちくま文庫の本は進行しているらしい。

これは、例の知る人ぞ知る『嫌われ者の記』のちくま文庫版というわけだ。セレクトに南陀楼綾繁さんが絡んでいるのだな。そりゃいいが、仮題が『出版界最底辺日記』だってサ。ケッ、気持悪いぜ。自分で「最底辺」なんていうのは、気取りだよ。世間の片隅にいるうちは毒舌吐いていて、チットちくま文庫ていどの下の中流の出版社あたりへ出てくると、毒が抜けイイ子の顔するやつが少なくない。というのも、本出して評価されようと思ったら業界にさからってはいけないからね、顔色を読んでうまく立ち回らなくてはいけないからね、日本はみんな小さな小さな業界ムラで生きているからね。しかーし、わが塩山さんに限って、そんなことはないと期待しよう。

が、しかし、「超有名評論家が後書きを書いてくれると言うし、エロ漫画界では既に骨董品の俺も、チョット幸せ気分」なんて言っているようじゃ、アヤシイな。単なる文学青年の成れの果てのミットモナイ姿をさらすのか、このインポ野郎お前もか、になるのか。このあたりで正体がわかるわけだ。

ところで、その「超有名評論家」とは誰か、想像してみよう。当たったら、泥酔するほど飲ませてね。そりゃ、福田和也さんだろう。なにしろ、あの人は、『皆殺しブックレビュー』(佐藤亜紀×福田和也×松原隆一郎、四谷ラウンド1997)で『嫌われ者の記』を取り上げ、こう書いているのだ。ここを引用するために、ワザワザこの本をフトンの下の便所の中から探し出してきたのだぞ。

「大井町の本屋の漫画コーナーでタイトルにそそられて読んでみたら、こんな凄い本があったのかと」……と、書き出している(鼎談だから話の口火を切っている)のだが、全部引用するのメンドウだからやめた。しかし、あの福田和也が「こんな凄い本」だぞ。福田和也は、やっぱり、眼は節穴、ダメなやろうだってことだ。フン。

ま、塩山さんが、ちくま文庫だからといって、手と口を弛めないよう、期待しておこう。ビンビンでいけよな、M田の悪口もシッカリ書けよな。

ああ、とんでもない塩山本の前宣伝に流れてしまったぜ。少なくとも、これで、塩山本が出るまでの生甲斐はできた。

ドラム缶の風呂といえば、今朝トツゼン思い出したのだが、アレに初めて入ったのは、高校3年生の夏休み。苗場山の頂上小屋、遊仙閣という名前だったかな?でアルバイトしていたときだった。たしか20日間ぐらいアルバイトして、2回ぐらい入ったのではないかと思う。2千数百メートルの頂上で入るドラム缶露天風呂、とくに苗場山は一里四方の湿原頂上だから、エエ気分だった。

高校3年生の夏休みは、7月夏休みに入るとスグに、インターハイつまり全国高校登山大会に出場、ま、レベルの高い激戦の新潟予選を勝ち抜いて参加ってわけだけど、たいして自慢になることじゃないので、この話はあまりしてない、とにかくそれで朝日連峰縦走で麓泊も入れて4泊5日だったかな? もどってきてスグ山岳部の合宿で一週間、で、もどってきてスグ苗場山の頂上小屋へ。つまり、この夏休みは、ほとんど家にはいないで、山の中ばかりだったから、あまり風呂に入らなかったわけだ。

いまでも風呂は嫌いだ。メンドウなんだな。一週間やそこら、入らなくても平気、ほっておいてくれたら、一ヵ月でも入らない。そして入っても洗わない。それをフケツというバカモノがいるが、毎日入るやつのほうが、どうかしているよ。

そうそう、それでドラム缶の風呂だが、1回は雨が降ってきて、それはそれでよい気分だったが、もう1回のときは、晴れていて、だいたい客がいない午前遅くに入るのだけど、そのときナゼか客がいたんだよな、で、おれが風呂に入っていると、珍しがって見に来るわけだよ、で、なんだかんだ話しかけてきて、なかなか離れてくれないのだよ、そこにウフフフな若い女も混じっていて、いやはや、だった。とさ。

しかし、佐藤亜紀さん、どうしているのでしょうか。こういう人にこそ、「評論」書いてほしいよ。でないと、いまや出版界の下請け販促評論みたいなのばっかで、馴れ合い垢だらけのぬるま湯のドラム缶風呂につかっているようなものだ。アキちゃーーーん。

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