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2006/05/23

なぜ世界一の長寿国で「健康ブーム」なのか

20日の「「健康ブーム」って、品がないね」の続きだが。「日本が世界一の長寿なのは「日本型食生活」という日本独特の食形態のためと言われている」ってことがよく言われている。これは、根拠があることなのか。

たとえば、「社会実情データ図録」の「世界の平均寿命ランキング(149カ国比較)」では、「図を見れば、高所得ほど平均寿命が長く、低所得国ほど平均寿命が短いという一般傾向が認められる」「平均寿命と経済発展度(所得水準)の相関をみることができるが、経済発展度が低い割に平均寿命の長い国と高い割に平均寿命の短い国があるという点も明確に分かる」「すなわちキューバ、ニカラグア、エリトリア、エチオピアといった国は、経済発展度が低い割には平均寿命は長い。社会主義的政策をとる国がここに含まれる。平均寿命が1位の日本も所得水準では12位であり、また所得水準が79位の中国では平均寿命は57位であり、同様の特徴がある」

そもそも、1位の日本と10位のオーストリアでは約2歳半のちがい。2002年のデータだけど、1位の日本が81.9歳、6位のフランスは79.7歳、イタリアも同じ。アメリカは77.3歳で10位だが、日本との差は、約4歳半。

この小差に、どうやって食生活との相関関係をみたのか、みればよいのか、その根拠は、はっきりしない。

日本は「社会主義国」なみの社会保障制度や医療制度が充実し「悪平等」であったので、「小泉改革」はこれを破壊し続けた。その結果、いったん病気になると生活が破壊しかねない不安が絶えずつきまとうようになった。病気になると、仕事も失いかねない不安もある。この不安は、地方格差のなかで、地方へ行くほど大きい。

今回の「健康ブーム」の背景の一つには、そういう「健康不安」があるように思われる。ま、しかし、こういうことは、あまりマスコミでは報道されない。マスコミは厚生労働省の手先広報みたいなシゴトばかりしているのだな。栄養士の団体も、その厚生労働省の下請け団体。

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コメント

記者クラブの机の上に野糞でコンニチハしましょう。

投稿: エンテツ | 2006/05/24 09:03

>あまりマスコミでは報道されない。

世界のジャーナリスト達に悪名高い記者クラブ制度がある限り無理!

投稿: 吸う | 2006/05/24 01:57

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