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2006/07/13

それでは「本の雑誌」お料理本ばんざい!

メンテナンスは今日の午後2時までの予定だったが、はたして無事に終了したのか。この間に、ザ大衆食のサイトに「産業新潮5月号」「フライの謎 追記」「本の雑誌03年5月号お料理本特集」を掲載した。

『本の雑誌』03年5月号「特集=お料理本ばんざい!」は、すっかり忘れていたが拙著『ぶっかけめしの悦楽』が登場しているのだった。それで買ったまま下積みになっていたらしいのだが、このたびめでたく発掘された。

読んでみると、この特集は、なかなかおもしろい。本のセレクトはともかくとして、いわゆる料理本や食エッセイのたぐい以外の本で、なかに食の場面やレシピなどが登場するものを多く扱っているからだ。

食文化本のドッ研究」でも、いわゆる外食食べ歩きうまいもの話グルメ本以外のものも扱うようにしたいと思って、まだあまり掲載してないのだが、フツウの小説やエッセイのなかに、食の本質や実態、深み楽しみなどが盛られている場合が、けっこう多い。

そもそも、この特集は目黒考二さんが自炊を始めたことがキッカケで組まれたらしいが、特集の最初は、その目黒さんによる「中年自炊生活者コレクション 魚焼きロースターへの道」だ。そこで目黒さんは、「数年前なら何気なく読み飛ばしてしまう箇所だが、自炊生活を始めると、こういう料理の箇所が出てくるだけでふと立ち止まってしまう。まず、自分で作れるかどうか。」と、蜂谷涼さんの『ちぎり屋」(講談社)をあげる。ま、そういうこともあるわけだ。

んで、目黒さんは、こうも書く。「自炊生活を始めて驚いたのは、自分で作るというのは結構高くつくことだ。外食したほうが絶対に安い。時間のかかるのは覚悟していたが、出費が増えるとは思わなかった」まだ、自炊1年4ヵ月の人のことばだね。はたして、いまは、どう考えているか。

とにかく、自炊を生活の基点にしているかどうかで、けっこう見方が変わってくるものだ。それは、食について書いている人の場合でも、違いが出る。よく出るか悪く出るかは、べつだが。

しかし、暑いな。

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