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2006/11/04

江戸川区松江の徳へ

Matue_tyuukaきのうのこと。都営地下鉄新宿線船堀駅は地上駅で、駅前には、高いタワーがある大きな建物があった。なんだかなと思ったら、江戸川区総合区民ホールだ。タワーの最高部は展望台らしい。江戸川区南部ニュータウン開発バブルウハウハ有頂天行政の象徴のようなタワーだと思った。

船堀街道を北へ、街路樹というより細長い公園というべきか、これまたバブルイケイケドンドン有頂天行政の象徴のような「緑」の小道が道路わきに続く。が、その奥行きのない文化そのままに数百メートルでオワリ。中高層のマンションは姿を消し、工場と住居混在の古い労働者の街へ。歩いている人間の雰囲気までかわる。おっ、鉄工所があるぞ、おっ、『下町酒場巡礼』に登場の「伊勢周」はココかあ、おっ、そそられるたたずまいの中華屋、でもこれから食堂へ行くのだからガマン……と、約2キロ歩いて、めざす松江一丁目のベルタウン商店街。

まずは、裏のほうへまわって、食堂「徳」の位置を確認。なーるほど、たしかに聞いてたとおり、高速道路の下脇だ。暖簾は出ているがシャッターはおりて、5時過ぎればあくだろう。商店街にもどり、すみからすみまで歩く。ははん、北のさいはてに単身赴任中の男が電話のむこうで、うまいパン屋と云ったのはココだな、おっ、豆屋があるぞ、とか……。4時過ぎという時間、買い物客の姿はあまりみかけないが、かといってそれほど極端にさびれたシャッター商店街というわけでもない。銭湯が2つあるし。

歩きつかれたので、船堀街道に出て、来る途中でみかけた気になる喫茶店、ま、昭和30年代風喫茶店ですね、そこで一休み。近所の常連一人暮らし風ジジイが喫茶店のババアと大きな声で世間話。5時がすぎてから、徳へ。

おおっ、徳! 赤に白抜き文字の「食堂 徳」の行灯看板、いいねえ。そして暖簾は、文字のない白い布。
テーブル3台だけの狭い店内には、「求む鉄工鳶」と手書きの貼り紙が。
 
この徳は、ある宴会で斜め前に座っていたIさん、このあたりの地元民らしいのだけど、ナント「ザ大衆食」の読者だったのだ。そこで話がはずみ、「やっぱりね、ああいうところが一番いいよ」と教えていただいた。そして、北のさいはてに単身赴任中の男も、在京中はこのあたりを徘徊していたのであって、徳のホッピーはいいようまいよ~と電話のむこうで云っていた。

さて、それで、その徳へ入りました。ホッピー、これはね、おれが上京した60年代にはフツウだった、氷は入ってないでジョッキに注いで出てくるやつ、となると注ぐ店によって出来がちがう、そして、たしかに徳のホッピーはちがった。冷えぐあいと味のバランスがみごとだねえ。オカワリッ! もちろんココは食堂で、もうガツンの力みなぎるめしでしたよ。そして、めしだけをサッと食べていくお客さんもいるから、狭い店で新参者がゆっくり飲んでいては迷惑になる。ホッピー二杯にとどめ、めしを胃袋に押し込んだ。とにかく、Iさんのおっしゃるとおり。

ってことで、徳の詳しいことは、タブン近日中に、ザ大衆食のサイトに。そういえば、まだ赤羽の竹山食堂も掲載してないが。まっ、のんびりね。
写真は、船堀街道の途中で見かけた、そそられるたたずまいの中華屋。クリック地獄で拡大。

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