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2006/12/04

門前仲町で落語、信濃路で浪花節の気分

Monnaka_0612きのうのことをメモ。

7時から門前仲町の「門仲天井ホール」で開催の「金原亭馬吉 柳家初花二人会『落語馬花』」に行く。ついでにと早めにウチを出てウロウロし用も片づけ八重洲ブックセンターで一休み、のち門前仲町。門仲は久しぶりなので、路地をウロウロ(画像クリック地獄拡大)。ラーメンくってビール飲んで、赤札堂前の会場につく。

一階でエレベータを待っていると、おおっ、瀬尾さんが、和装で!エレベータを出ると受付、そこには、この会に誘ってくれた佐々木さんが、おおっ、和装で! 会場に入ると和装の女性がチラホラ。いいねえ。しかし、流れている音楽は、落語会にもかかわらず、サイモンとガーファンクル。このへんが若い落語家の会らしいね。

瀬尾さんとしばしお話。またもや、この春の古墳部の諏訪の旅のことで盛り上がる。瀬尾さんもあれで、かなり諏訪にはまってしまったらしい。「食」とも関係あるしな。このあいだ古墳部長のスソさんとも話して盛り上がったことだが、やはり諏訪には何か深いものがある、一度行っただけじゃだめだ、もう一回行こう、という結論に。

落語会のほうは、二つ目の馬吉と初花(しょっぱな)に前座のこみちでやってきたので、「落語馬花(ばか」という名前だったらしいが、女流のこみちは、いま池袋演芸場で披露公演中とのことだが最近二つ目に昇進したばかり。だから、この日からは「三人会」になるってことだ。それにゲストに、ベテランの龍志。

会場は50~60名ぐらい満席。こみちには、やや硬さがあった。ま、二つ目という若い人たちの芸は、「一生懸命」を見るのが気持がいい。龍志は、二題。あいかわらず渋いねえ、最後を人情噺で締めた。本人が終ってから言っていたが、やりながらテレたらしく、泣かせるところで泣かせ切れなかった。ま、おれはそれぐらいのほうがよいが。

こみちが、なかば冗談で、池袋演芸場はコワイ客が多いと言っていた。あそこは、おれが1960年代に初めてナマ落語に接したところで、当時とくらべたら、いまじゃ毒も何もなくなったほうだ。でも、ほかの寄席にくらべたら、クセのある客が目立つだろう。

この会の客も、わりと穏やかな人たちが多く、最近はどこでもふえたが、お行儀よく落語をきくといった雰囲気。いつも酒をのみながらなので、カップ酒を3個買って行ったが、飲めるかんじではなく持ち帰ることに。

終って、佐々木さんのご主人に挨拶。会場の司会をやっていたが、まるで噺家さんのような方だ。なんと、酒豪の佐々木さんのご主人は下戸なのだ。呑む方は、こっちにまかせていますと佐々木さんをさすので、じゃあ、佐々木さんはおれの「呑み妻」ということでいただきます。

帰り、地下鉄東西線で入谷へ出て鶯谷まで歩き信濃路へ。日曜夜、労働者風情の男たちで、ほぼ満席。店員も忙しそうなので ホッピー! ポテトサラダ! おでん!と怒鳴る。

ちかごろ呑んでいると死んだやつのことを思い出す。ホント、いいやつは、はやく死ぬなあ。いいやつといっても、おれにとっていいやつということだけど。人生ままならねえ、思い出をツマミに、しだいに浪花節気分だね。酔い、しだいに深まる。

しかし、誰か浪曲師が言っていたけど、落語は、あとくちスッキリの酒のようだし、浪花節は、なんてのかな雑味が残る酒のようだというか、現実を笑い飛ばしたり洗い流したりしない、掘り返すのだなあ……

そういや、浪花節の玉川美穂子は、芸名を玉川奈々福に改め、今月16日に披露公演があるのだった。やるねえ。

みなガンガンやっているねえ。ドンドンやってくれ。
おれもガンガンやるよ。もちろん、おれは、酒のことだけど。

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コメント

どーも、ご苦労さんでした。
メールいただきながら、まだ返事をしていませんが、
のちほどいたしますです。

あのあと行った、ここに書いた信濃路は、
鶯谷駅のそばのラブホ街にあるのですが、
帰りが地下鉄東西線だったので、入谷でおりて歩きました。

また呑みましょう。
最近は弱くなったので、おてやわらかに。

投稿: エンテツ | 2006/12/08 12:22

エンテツ先生、会のご感想を日記にお書きくださり、
まことにありがとうございます。
まさか、あのあと千住にいらっしゃったとは!
さすがエンテツ先生ですね。
つぎはぜひ打ち上げにもいらしてくださいませ。
酒、どんどんおつぎいたします。
酒つま(酒妻?笑)として頑張りますので!
多謝!

投稿: 佐々木 | 2006/12/08 01:35

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