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2007/03/27

どうでもよい日本はどうでもよいのか

え~午前1時、深夜の酔いどれ定期便です。今夜はチト大きくでたタイトル。「高所大所」からものをみたりいったりするの嫌いだが、昨年秋ごろから気になってしかたないのが、このことだ。

たびたび「日本なんか、どうなってもよい」と書いてきた。たしかにそう思っているのだが、じつは、自分を捨てた愛人に未練たらたらなのに「あんなやつ、どうなってもよい」と強がり意地を張っているようなものなのだ。いや、このたとえは、ピッタリだ。日本は、ほんと、おれを捨てアッチへ行ってしまうのだなあ。いまさらながら、その実感が強い。

昨年秋ごろからは虚業関係者より実業関係者と会うことが多かった。やはり虚業より実業ショーバイのほうが圧倒的にオモシロイ。が、しかし、そこで耳にする話は、ま、自分だって、それをマーケットにして、なにかショーバイを目論んではいるのだが、とにかく外国資本というか外国人資本の進出が激しい。過去10年間の、この調子を続けていたら、あと10年で日本はどうなるか。そのことを意地酒を飲みながら考えてしまうのだ。

最近おどろいたのは、外資ファンドが、年商数十億円ぐらいの地方不動産会社までネライ撃ちしていることだ。これ、どういうことになるのか。日本の土地の中小までが間接的にだが、外国人資本に、ますます支配されるのだ。

キヤノンという会社がある、たしかあそこの社長は日本人で経団連の会長かなんかだよな。だけど、キヤノン自体は、外国人が保有する株式の比率が50%をこえているはずだ。上場株式トータルだって、現状は詳しく知らないが、金額ベースで30%ぐらいは外国人の保有だろう。それがしかも、不動産や金融に集中しているはずだ。株式の保有だけではなく、企業を担う労働者も外国人や「黒い目の外国人」が増えている。「日本の会社」おれの愛人と思っているうちに、そうではなくなっている。

こんなことは誰でも知っていることだろう。それなのに、なぜみな平然としていられるのか。いくら考えてもワカラン。なぜこうも簡単に、こんなことになってしまったのだ。ま、農業が典型なのだが、なんでも政府頼みで、いわゆる政官業もたれあいなれあい癒着のなかで、日本人一人一人の競争力が低下してしまった。それはまあ、現実をみれば、たしかにそうだ。政治家や官僚を頼る「能力」と、政治的な強がり大言壮語をはく「能力」ばかりついて、世界の資本主義の中で生きていく自分たちの力をつけてこなかったのだから、仕方ないといえば仕方ない。もう実業の分野では、どんどんこれまでの「日本式」は通用しなくなっている。この春の法改正の施行で、さらにそうなるだろう。

ようするに、国つまり官僚や政治家は、税金さえ払ってもらって自分たちさえ食えればよいのである、ということではないか。外国人資本に、パンツをぬいで、どーぞ、だ。マスコミだって、自分たちだけは株式保有の制限に守られて、ぬくぬくやっている。

いや、モンダイは、そのことじゃない。そういう実態に対して、危機感は必要ないと思うが(危機感は、政治やイデオロギーに利用されるだけだ)、認識のギャップが激しいことだ。まだ国つまり官僚や政治家やマスコミを、自分の愛人だと思い込んでいるひとが、たくさんいるようだ。キヤノンだって日本の会社だと思い込んでいる。そのギャップのすごさ。もう、それを考え出すとわけがわからなくなる、酒を飲まずにはいらない。

そして、うふふふふふ、酒を飲めば、イイ考えが浮かぶのだ。これからの日本の美しい国土を守るのは誰か。そうだ、日本人ではない、外国人投資家なのだ。そして彼らのほうが、日本の田園風景と、その文化を守ることへの関心が高い。可能性がある。そうだ、外国人投資家を招き、日本の田園風景や、その文化を見てもらい、それを守るためにさらに投資をしてもらうショーバイをやろう。そのアイデアがひらめいた今夜の意地酒は、とてもよかった。展望がひらけた。日本の農家も、国や農協金融にぶらさがっているのではなく、外国人投資家からの投資を積極的に呼び込み、自立をはかるべきだろう。そして大衆食堂にとっては、もしかすると、外国人資本の不動産進出で生きやすい環境ができることも考えられる。

現実的なモンダイを解決するのは、政治でも思想でもなく、ショーバイの政策なのだ、ビジネスだ。もうこうなってしまった荒野の日本で生きるには、外国人資本を利用することだ。強がりのポーズばかりで、無策無能な官僚や政治家など用はない。

いじょ。
なんだ、結局、外国人資本の日本になるのか。いいのだ。資本に国籍などない。
とはいえ、失った愛人は、もどってくるのだろうか。
何も望まないほうがよいのだ。

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コメント

飲みーティングお願いします!
またメールいたします。

投稿: まりりん | 2007/03/28 15:48

どーも、「7号」とは、ずいぶん遠慮しちゃって。1号から6号は、バカなおれとは付き合えないと去っていったので、どうしようか、あなたを自動的に1号にするか。1号から6号は空席のままにして、誰かすわるのを待つか。というほど、もてもせず。

それはともかく、これはマジ、WGのビジネスになりますよ。これまでは日本人の投資家やリッチにこだわりすぎたね。状況は、かなり変わっているし変わるし、日本の役所もちろん金融や投資家は、カネを出すのに実績評価ばかりで、企画やビジネスプランを評価して判断をする能力や「ビジネス文化」もないし、自国の景観や文化に対する関心は低いし……。そういうことだから、いまのような日本の状態になっているわけで、そんな連中を相手にしていても、なかなか展望は開けない。

この方向性を、もっと追求したほうがよいと思う。けっこう酒飲んで酔っぱらいながらも、ああでもないこうでもない考えたので(こうみえても女のことだけではなく、日本の将来を考えているのです)、アイデアいろいろ湧いた。飲みーてぃんぐ、やりましょう。

投稿: エンテツ | 2007/03/27 12:47

愛しのエンテツ様

現役愛人7号のまりりんです。

私もぼんやりとした頭の中ですが、外国人が日本の面白いところを守ってくれるのではないか、ということを常々考えております。
今の仕事もそれに近いものがありますし、今後ビジネスを成長させていくにあたって、そのプランに個人的にお金を出して参加したいです、と言ってくれる人は外国の人でした。

投稿: まりりん | 2007/03/27 11:18

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