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2007/03/24

川口から西新井大師 きのうの続き

川口市は、「鋳物の町」といわれてきた。その工場群のなかに工場を見おろすマンションが次々と建つ。おなじ地域にあっても交わることのない関係が生まれ成長し、やがて住民の感情も歴史も断絶した町に生まれ変わるのだろう。これは新旧の交代という歴史の流れとはチトちがうと思う。未来像のない「革命」が進行しているのだ。大中の土地所有者、不動産屋、土建屋、それに今回のミニバブルの背後で蠢いている外資系ファンド、もちろんそこに群がる政治屋、かれらがもたらす「革命的破壊」の結果は、どうなるのだろうか。

Kawaguchi_sibakawa荒川大橋の手前を左に曲がると、芝川に出る。その橋の上から下流、荒川方面を望む。芝川の右は旧住民の工場群、左は新住民のマンション群。失われる空。川辺の遊歩道がマンション側にあるというのは、グウゼンなのだろうか。その遊歩道を20分ほど歩くと、大衆食堂〔榎木屋〕がある榎木橋に出る。

川口駅を歩き出したのは2時半を過ぎていたと思う。西新井大師に着いたのは5時ごろだった。まずは、生ビールが飲みたい!とテキトウな飲食店を探すが、観光的ハッタリ風格伝統風建築の飲食店ばかりで、ここぞというのがない。やっと一軒、大師の前の通りに、オオッという店を見つけた。〔かどや〕。入ろうとしたら、入口のガラス戸に「酒類はおいてありません」とキッパリした口調の貼り紙がある。嫌われ拒否される災難にあっていじけているおれは、「そんなに嫌わなくたっていいじゃないの」とうたのセリフをはき、けっきょく養老の滝のチェーン店に入ったのだった。大散歩のあとの生ビール、うまかった。下の画像は、かどやと西新井大師。

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