東京の「辺境」と都心の「差」
画像は、2007/02/19「いいねえ、大衆食堂」にのせた昭和食堂の前から写した。昭和食堂の住所を調べたら大田区多摩川2-21-9で、画像の宮元通り商店街は手前の道路を境に、大田区新蒲田になる。まっすぐ通りぬけるとJR蒲田駅の車庫あたりに出るらしい。
にぎやかなところは、わずか百数十メートルほどの商店街だが、いちばん最寄の矢口渡駅から10分少々離れている、いわば「離れ小島」的な商店街だ。
かつて、かなり以前だが矢口渡駅を中心に商圏調査をしたことがある。そのときこのへんは歩いてない。こんかい蒲田で電車を乗りまちがえなかったら、知らずにおわったところだったかもしれない。
人影は少なかったが、さびれたかんじはない。なかなか勢いのよい魚屋はあるし、八百屋も2、3店、豆腐屋に肉屋、ほか必要な店は揃っている。スーパーやコンビニはない。
このように離れたところ……という印象の商店街を歩くと、しかも、ここも東京都区内だ、いろいろなことが頭にうかんでは消える。
「格差」はむかしからある。ま、いま取り沙汰されている「格差」は、たしかに政策的なものもあるが、とりあえずここで都心のほうをふりむいてかんじたのは、都心というのは、なんと欲望が過剰に密集したところだろう、ということだ。
しかし、都心に住むものは、どれぐらい自分の欲望が過剰であるかは、気づいていないのではないだろうか。一方には、格差を生む政策があり、一方には、差の激しい欲望がある。あけてもあけても「一極集中」が出てくる入れ子の構造を支える欲望の激しさ。都心と周辺の「格差」を決めている大きな要素にちがいない。都心は肥大化した欲望のカタマリなのだ。いったい、そのカタマリは、どこへ行こうというのだろうか。ねえ、都心のエスタブリッシュやエンテリさんたち。
テナことをおもいながら、ためいきをつきましたとさ。
それにしても、昭和食堂、入ってみたい。もう一度、行くか。
| 固定リンク
それゆけ30~50点人生。

コメント