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2007/06/25

ウラがとれてない記事は、「偽装」かもしれない

yahoo!ニュースに載った記事だ。この記事は、元社員の名前もないし、書いた記者の名前もない。表示のない商品とおなじで、しかも、内容の裏づけが、まったくない。「毒入り」情報かもしれないのだ。せめて保険会社を取材してから載せるべきだろう。こんな記事を大読売新聞が載せるのだからねえ。たかだかパート従業員を含めて60名ぐらいの会社が生きていくために「偽装」するようになるのだろう。ま、こんなことを競って書いていると、農水省の責任モンダイが浮上しないようにする、必死が伝わるだけ。こんな「報道の自由」が許されるなら、お互い自由な表示と取引で、したがって食べた味のよしあしと価格で食品が売買されてもよいじゃないかと思ってしまう。じっさい、外食店の現状は、そうなのだ。指導管理できない表示義務を定めることは、できないことを公言するウソ無策とおなじではないか。それとも、農水省は、なんらかの責任をとるつもりなのか。そこのところをなぜ、マスコミは追及しないで、叩きやすい弱小企業だけを叩くのか。近年の食肉関係の「偽装」モンダイだけでも、どれだけあったか思い返してみろ。あっ、わかってます、「正義風味」を「正義」といつわる演出ですね。

ミートホープ社、クレーム商品は保険金で賠償・回収し転売
6月25日22時13分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070625-00000013-yom-soci

 北海道苫小牧市の食肉製造加工会社「ミートホープ」(田中稔社長)の牛肉ミンチ偽装事件で、納入先の商品にトラブルが起きた際、同社が、保険を使って納入先に賠償金を支払ったうえ、回収した商品をレストランなどに転売していた疑いのあることが25日、元社員の話で明らかになった。

 元社員によると、同社は偽装肉や粗悪材料を使っていたため、納入先からの苦情に備え、賠償保険に入っていた。保険は、納入した商品に起因するトラブルで取引先が商品回収などを迫られた場合に支払われるタイプ。苦情は度々あり、田中社長は「保険でやればいい」などとして保険金を請求し、納入先に賠償していたという。元社員は「(保険金は)何十回となく下りていた」と話している。同社は回収した商品の販路も確保しており、容易に売りさばいていたという。

最終更新:6月25日22時13分

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コメント

日本の食肉業界は、利権構造+「差別」がからむタブーがおおく、なかなか実態がクリアにならない。それをよいことに、当事者関係者は、いつまでも馴れ合いもたれあいという感じですね。記憶に新しいところでは、「ハンナン浅田」のジケンで、少しは実態があきらかになるかとおもいきや、逆のようで。しばらく闇の中の肉を食べるより仕方ないようです。ま、今回もそうですが「偽装」だからといって、死者や病人が出ているわけではなし。そう思って、しばらく、アキアメ、ですね。何人か死人が出るまで、誰も「本気」にならないようです。

投稿: エンテツ | 2007/06/26 12:36

前の記事にあった「業界全体の体質も(警察に)説明しなきゃいかんと思う」発言に注目します。ミンチの製造流通における規制に問題があるのでしょうか?両方のミンチよりも安いことが多い合挽きミンチに疑問をもって、ドイツのそれを流し読みしました。問題の多い箇所(骨付きや脳)の混入を考えたからです。するとこれは禁止されているのと、鶏肉は直後に冷凍されるときのみ許可されてます。

つまり上の事件の場合、詐欺行為の問題と規制処置の問題と二つの問題があるのでしょう。あと気になるのは、上のミンチ肉は冷凍と思うのですが、その場合どのような処理がなされているかです。乳酸菌処理などがあるようです。

但し、生肉に関してはそもそもミンチとして流通させることは出来ない筈です。と言いながら、ここ数ヶ月間でドイツでも腐敗食肉スキャンダルが度々発生しました。

今回の問題には特に米国が多大な関心をもっていることが予想されますね。

投稿: pfaelzerwein | 2007/06/26 02:27

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