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2007/07/15

ああラーメン 時の流れ

「渡辺樹庵のここだけの話「ラーメンコンサルタント・渡辺樹庵の独り言。」で2007年07月15日「げんこつ屋事業停止」を見た。…クリック地獄

「ラ博にも入っていたほどの、東京を代表する(代表した)お店の落日を見ると、なんだか時の流れを感じますね。」と書かれている。

フム、この「時の流れ」って、イッタイ、何の流れなのか、考えさせられた。味覚文化? それとも単なる消費主義的流行? それとも……。でも、実業のげんこつ屋は、挑戦しなかったより、してよかったかもしれない。でも、そんなロマンチシズムでは片付けられないことがあるかもしれない。

その点、虚業界の、メディアが棲家の評論家やジャーナリストやライターは、気楽、かもしれない。だから、みな本を出して、評論家やジャーナリストやライターになりたがるのかもしれない。

しかし、虚業界だって、実業のラーメン屋とむかいあっているひともいれば、実業や生活とはむかいあわずに虚業の作品や表現、たとえばブンガクやオンガクについて能書きたれて虚業の共食い的にやっているひともいる。

どうもおれからみると、後者より、前者のような「ラーメンコンサルタント」のほうが、まだ真摯であり責任感があるような気がする。すくなくとも、ハヤリの食を、エッセイやブンガクやアートのネタにしながら「文化人」「有名人」に成り上がる足がかりにしようとしているようにみえる連中より、はるかに真摯だろう。「下町」を話題にしてさえいれば、庶民的良心的人情家なのよ能天気より、はるかに深いだろう。渡辺さんの「ちょっとショックです。」は、ひかえめな表現で、けっこうショックだろうなあと思った。

おれはショックなんかないが、考えさせられた。

検索すると、以下のような記事があった。現実とは、こういうものだ。そして、これは、一年に約3万人の自殺者、ということは、365日で割ると一日平均約8名ということになるが、その数字と同じかどうかはしらないが、よくある生活の現実なのだ。それが、なぜか、一日平均8名もの人間が自殺していることが実感としてないように、実感としてないのではないだろうか。いまや、自殺や倒産は、はなばなしい年間約1万人ほどの死者の交通事故ほどにも注目されない。もちろん、夢や希望や勇気を恵んでくれるらしいベストセラー本やアーチストのライブや下町人情酒場の話題などより、はるかに軽い。でも、挑戦や冒険がなくなったら、ツマラナイ。それに、知ったかぶりして、ひとのやりようやさまを切り刻んでネタにして食べている人たちも困るだろう。

気どらず、力強くめしをくい生きることだ。

東経ニュース新着情報
http://www.tokyo-keizai.co.jp/tosan/17.html

2007/7/6 (株)げんこつ屋~事業停止、弁護士一任

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この記事は「News ASNA(アスナ)」号外より抜粋したものです。
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業  種  飲食店経営
所 在 地  東京都杉並区阿佐谷南2-16-6
登 記 上  東京都杉並区成田東4-23-12
設  立  昭和56年5月
従 業 員  50名
資 本 金  3000万円
年  商  (18/4)12億円内外
負債総額  推定15億円内外

平成19年7月2日に事業を停止し、事後処理を楠 純一弁護士(東京都千代田区九段北4-2-11、TEL03-3262-3550)に一任した。
昭和56年5月に設立されたラーメン店の経営業者。『げんこつ屋』の名称で都内を中心に約15店舗を設置し、ピーク時の平成14年4月期の年商は15億6,900万円を計上していた。
しかし近年は、業容拡大の一方で同業との競争が激化し、18年同期の年商は12億円まで減少していた。さらに新規出店や材料工場設置に伴った借入が膨らみ、金利負担が収益を圧迫。このため不採算店の閉鎖などを進め収益の改善を図ったが、資金調達も限界に達し今回の事態に至った。
負債は推定15億円内外。

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