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2007/10/23

メタボや食育の根底にあるアブナイこと

というタイトルは、考えつくのだが、書こうとすると、ぼうだいなものになり、ブログにそんなこと書いてなんかいらんねえよという気分になってしまう。でも、忘れないように、問題点だけを、テキトウに少しずつ書いておこう。まだ調べている最中だから、把握や理解が足りないところがあるかも知れない。よく調べないまま、よそで引用などしないでね。

とにかく、この問題は、調べていくと、とんでもないところにゆきつく。ようするに、明治初期、東京の中央政府は教育方針の根本について「脅迫的方法」を採用する。これが、学校教育だけではなく、「人を育てる」根本になってしまうのだな。

ときたま、「体罰」がモンダイになったりするけど、いつも体罰そのものが問題になるだけで、その議論に欠けているのは「体罰」を脅迫的に使うことだと思う。日本の「体罰」は、おれの戦後の体験でも、「恐怖」をあたえ服従させる「脅迫的」利用だったといえるし、それが問題なのだと思う。

食育については、何度も書いてきたように、推進論者は、じつに不安を煽り「脅迫的」にこれを推進してきた。

メタボにいたっては、かつては病気ではなかった「肥満」を病気に仕立て上げ、「ほおっておけば死ぬ」というようなイメージを脅迫的につくっているようにみえる。

「ほおっておけば困ったことになる」。このテの根拠のない想像や推察に過ぎない事実ほど人びとに不安や脅威をあたえるものはないし、そのことによって、人びとは強制や管理に従順に従うようになる。メタボや食育の根底にあるアブナイことは、これなのだ。「私」の喪失。その「私」の喪失に便利な、もう一つの「積極的な生き方」が、このあいだから書いている「趣味的生活」なのだが。

というぐあいに、列挙したあたりで、今日はオシマイ。

しかし「肥満学会」なるアヤシイ学会が、腹の太さでメタボかどうか決める基準をつくり、それで一挙に「メタボ健診義務化で医療界は「健診景気」」なんていわれる状態が生まれるなんて。…クリック地獄

そのことについて、なんにも問題にならない、反対の声もあまり聞かないなんて、それはもう「ほおっておけば困ったことになる」という脅迫と「趣味的生活」の前に「私」を失ったコンニチ的日本的風景そのものではないか。と、思ってしまう。

メタボの基準については、最近は見直しの記事も見られるが、そもそもがアイマイな基準で「メタボ健診義務化」なんて、ふざんけんじゃねーよと声を大きくしてよいのではないか。メタボといい食育といい、こんなものは健康を食いものにする「脅迫ビジネス」のなにものでもない。と、言い切りたいね。

肥満者たち、「私の肥満権」を主張しよう。
私の身体は私のもの。私の体型は私が決める。


女性80・男性87cm以上…東北大が“メタボ腹”見直し
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071020it04.htm?from=top

 腹部の内臓周辺に脂肪がたまるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準について、東北大学チームは、腹囲は「男性87センチ以上、女性80センチ以上」が適当とする研究結果をまとめた。

 日本肥満学会が中心となって策定した「男性85センチ以上、女性90センチ以上」とする腹囲の国内基準に見直しを迫るもので、今後、論議を呼びそうだ。

 今井潤(ゆたか)・同大教授(臨床薬学)と浅山敬上級研究員らは、岩手県旧大迫町(現花巻市)で、1980年代から住民の健康を追跡している「大迫研究」の一環として、395人(男性118人、女性277人)のデータを分析した。

 その結果、男性は腹囲が87センチ以上、女性は80センチ以上の場合に、血圧が高かったり、血糖値が下がりにくかったりといった、健康問題が見つかる可能性の高いことが分かった。

 メタボリックシンドローム(メタボ)は、腹囲が基準を超えた上で、血圧、血糖値、血中脂質の値のうち2項目が基準を上回ることで判定される。メタボを放置すると糖尿病など生活習慣病になるリスクが高くなるため、来年度からメタボの国内基準に基づく健診と保健指導が始まる。

 しかし、現行の基準では、特に女性で腹囲が下回ったために、十分な生活改善指導を受けられない恐れがある。

 浅山研究員は「肥満学会の基準のもととなったデータは、分析対象者の3分の1が病院の肥満外来に来ていた人で、偏っている可能性がある。今回の研究は一般的な地域住民を対象に分析しており、少なくとも女性の腹囲基準は見直す必要があるのではないか」と話している。

 腹囲を巡っては、男性に厳しく、女性に甘いと言われてきた。これに対し、肥満学会は19日、「内臓脂肪の量から腹囲基準を決めた。基準を変える必要はない」との見解を示した。

(2007年10月20日12時41分 読売新聞)

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