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2007/11/07

メープルシロップのかえで植林地を探しに。

0711_sinrin_mitumineきのう。クルマの大将と鉄道のおれは、秩父鉄道秩父駅12時に待ち合わせ。2人とも少し早めに着く。

「腹へったね」「めしくいますか」「じゃあさ、温泉に入ってそばかなんか食べよう」「いいっすね」というぐあいに、男2人の気ままな、たぶん第三回の日本森林再生機構の活動が始まった。そして、おもわぬ収穫があって、2人とも大満足だった。やはり、なんだね、計画的にクソマジメにやるだけじゃなく、テキトウにフマジメにやると、思わぬ収穫があるものだ。

とにかく、今回の最大目的は、秩父の元大滝村あたりで行われているらしい、かえでの植林地を訪ねることだった。それは、かえでの植林をし育て、かえでからメープルシロップを得て、菓子づくりにいかそうということで始まった、らしい。秩父のそのあたりには、日本にあるかえでの全種類があって、むかし、山がいまのような杉と檜の林にかえられる前までは、山はかえでだらけだったとのことだ。

つまり、このかえでの植林は、むかしの山の植生に少しでも近づける活動であり、同時にメープルシロップで、山の林と人びとの生活を結ぶ活動でもある。そのように、おれたち2人だけの日本森林機構は考え、とにかく現場をみようということになったのだった。

戦後、日本は、世界に例を見ないぐらい短期に、杉や檜の植林で山の植生を大きく変えてしまった。人類の歴史にも、たぶんあまりないだろう環境の激変を、自分たちの手でやったのだ。それで、とにかく杉と檜だらけの山ができた。この影響は「花粉症」だけではなく、近海沿岸の漁業にまで影響をおよぼすことになったのだけど、ひとの手で短期のうちに変えてしまった植生を、どうしたら少しでももとの植生にもどすことができるか、それが「森林再生」の一つの課題なのだ。

しかし、今日は、けっこう汗流しながらきつかった。なにしろ、テキトウな2人であるから、よく下調べなどせず、訪ねていけばなんとかなるだろうと、聞きながら行った。最後は標高1100メートルあたりで、山歩きするはめに。しかもヤブというほどじゃないが、道のないところをあがったりさがったりウロウロ。大将は、抽選にはずれて出場できなくなったけど、東京マラソンに出るため走りこんでいた足で、さっさと歩く。この老人を、いたわる気持は、さっぱりない。おれは、あえぎあえぎ、必死で大将の背中を見ながらついてゆく。とにかく、夢中で歩きまわり、「あっ、これだ」と大将がみつけたそこには、杉の木のあいだに、ていねいに獣のよけのネットをまいて植林されたばかりのかえでが、思っていた以上に広範囲にあった。

0711_sinrin_mitumine_taisyo「しかし、これでメープルシロップがつくれるようになるのは、いつだろうか」と、おれが前途懐疑的につぶやくと、大将は力強く遠い未来を確信するように目を輝かせ「でも、誰かがやっておかなくては、なにもかわらないのだから」といったのだった。おお、なんと頼もしい姿。そうなのだ、われわれも、そのように、酒を飲みながらでもいい森林再生をはかろうと始めたのだった。

ってことで画像は、かえでの植林をみつけ、夢中で写真を撮る大将。
今日は疲れたから、このへんで。森林再生活動のための思わぬ収穫の話は、また後日。
やはり森林再生のためには、酒が強いだけじゃなく、足腰が強くなきゃだめだ。本日の教訓。今日は、朝食のときも、そのあとも、大将は運転しているし、マジメに一滴も飲まずに帰ってきた。

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コメント

すばらしく強烈な電波でした
口の中が9V電池の電極なめたみたいで(笑)
次回は折りたたみ乗用車でいきたいです
長距離移動はやはり鉄道がいい(笑)
効果抜群 効きますよ 治る!とか
薬事法に触れることばかり叫んでしまう町づくり、というのも
いいかもしれないな。(爆)

なんか玉簾作戦。いいかんじすね。
また次回も、よろしく

投稿: 大将 | 2007/11/08 08:08

どーも、運転ごくろうさんでした。今回は充実していたねえ。かえでの植林、みられてよかったですよ。

帰って一杯やったら元気がでました。単なるアルコール不足あんど電磁波過剰だったみたい。

あの怪獣電磁波を、玉簾作戦につかって、なんとかするってのはどうでしょうかねえ。送電線をつかって強力な電磁波をふりまくなりして。

またやりましょうぜ。

投稿: エンテツ | 2007/11/08 00:59

ども~お疲れ様でした
いや~失礼しました
ドロドロの血液も
開閉所の電磁波でサラサラになり
若返ったと思い込んでました(爆)
苦しいとはおもいませなんだ

再生=もとへと戻す=玉すだれ(がはは)

玉簾作戦(爆)

投稿: 大将 | 2007/11/08 00:45

宮脇 昭さんて人は知りませんが、人間が一度手をつけた森林は、ほおりだして自生にもどすわけにはいかない。管理をし続けながら維持する方法を考えないと、うまくいかないことがたくさん起きる。

で、管理し続けるためには、土地に適正であってなおかつ生活との関係をつくることができる林にしていかなくてはならない。

杉や檜の林のモンダイは、杉や檜にモンダイがあるのではなく、土地に対して適正でないところに植林し、なおかつ生活との関係がつくれない状態になっている、というのが、われわれの現状認識でありモンダイ意識であり「実践的」な理論なのですね。

ほかのひとが、どういう主張を持っているかは知らないのだけど、ひとつずつゆっくりでもいい自分で確認しながら実際の林業に関わっていく。という、これは、ま、一つの、あいかわらずの「体験的方法」なのです。

投稿: エンテツ | 2007/11/08 00:41

宮脇 昭さんではないけれど
もとなら自生する種類に戻す事からなんでしょうね。
大将との二人不真面目行の顛末はいかに!

投稿: スコッチエッグ♂ | 2007/11/07 20:20

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