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2008/02/19

おもいを抱いて書評のメルマガ「東京の味」。

010朝、書いている。「食の本つまみぐい」連載の「書評のメルマガ」が発行になった。今回は、「「古き良き」道楽者の時代の最後を飾る」のタイトルで、添田知道編『新訂 東京の味』保育社カラーブックス1968年を紹介している。

おれとしては、めずらしく、編著者である添田知道さんの「おもい」に添いながら書いている。文章の調子も、これまでと少しちがうはずだ。おれだって、こういうふうに書くこともある。この本は、しみじみよい本だ。何回読んでもよい。添田さんの東京に対するおもい、あたたかさがしみじみ伝わる。

こういうあたたかさやおもいは持ち続けたい。近頃の食べ歩き飲み歩き、あるいはレトロだの昭和だの東京の街歩きだのといったものには、それがない。流行を追いかけているだけだからだろう。流行を追いかけるにしても、ココロのおきかたというものがあってよいと思うのだが、そんなことは考えないのが、コンニチ的なのかもしれない。そういう流行、つまり消費主義的な流行の潮流は、この本の時代に始まる。添田さんは、それを見ながら、このおれのようにあからさまに非難することはなく、そっと舌打ちしながらも、あたたかく東京へのおもいをこめて見守る。その姿がまた、たまらなく、渋く、よい。ガイドブックなのだけど、東京の味を語り、そして東京の味を語ることで東京の街を語っている。

もう2月も下旬に突入。けっきょく、今月は、このままおわるか。まぼろしのような大悪魔へのおもいを抱き続けて。ってなことで。おもいは野に捨てず、抱えていることで、あたたかくなる。ようだ。

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わがプロデュサー須田泰成さん監修の『空飛ぶモンティ・パイソン 第1シリーズ』(イースト・プレス)、ほんと、おもしろい。刺激的で、つぎつぎアイデアやヒントが湧くし。手から離せない。

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