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2008/03/04

果てしなき議論?自慢?のあと……は。

男A=ぼくのばあいはね、日本中1万軒ぐらい食い倒したけど、やっぱり素材なんだよね。それによっていいものもあればわるいものもある。

男B=ぼくのばあいはね、ちょっとちがうんだなあ、日本中のブタさんやウシさんやトリさんを食べたけど、やっぱりいのちをいただいているんだよ。いのちのいただきかたで、いいものもあればわるいものもある。

男C=そうですか、ぼくはインスタントラーメンを食べ……

男A=いや、ちょっとちがうんだなあ、ぼくのばあいはね、3星のシェフが5人も知り合いでね、世界中の200カ国1500カ所からうまいものを取り寄せて食べたけど、やっぱり素材なんだよね。うーん、それによっていいものもあればわるいものもある。

男B=いや、いや、ちょっとちがうんだな、ぼくのばあいはね、ガンの手術を5回、インポの手術も3回やって、包丁を持って日本中の魚屋で修業しました。有名な魚屋のオヤジとは「ちゃん」で呼び合う仲だし、50万尾ぐらいのアジさんのたたきをつくったけど、それで悟ったのは、いのちのいただきかたで、いいものもあればわるいものもある、ということなんですよ。

男C=あの、ぼくはインスタントラーメン……

男A=いや、いや、いや、そんなのくだらないですよ、手術の回数なんて意味ないと思うんですよ。ぼくのばあいは、ノーベル賞作家を案内して10回、雪山で遭難しました。死にそうになって、グルメに関する本を1000冊読みました。でね、日本全国の手づくりの店を知っている、手づくりじゃなきゃだめなんだよ、きみは知らないだろう、まだインターネットにものっていない、北浦和の横丁の便所の2階の店だって行ったけど、こんどぼくが初めてブログに載せます。そういうことをしているとね、やっぱり、素材なんだよ、それによって、いいものもあればわるいものもある。

男B=いや、いや、いや、雪山なんてそんな、大地の上じゃないですか。ぼくのばあいは、海ですよ、水の中ですよ、そこで酒呑んで泳いで力尽きて死にかけたことが30回ですよ。だからいのちの大切さを身にしみて知っています。だからね、それでね、料理の仕方に関する本を海外からも取り寄せて5万冊は読んでますよ。イノシシさんやシカさんも自分で殺して、きみはやったことないだろ、鉄砲で撃っていのちをいただくんだよ、自分の手にナイフを持っていのちをさばくんだよ。芥直賞作家のムラカミさんともやりました、将来首相まちがいなしといわれている芸術家、いいですか首相になるかもしれない、しかも芸術家ですよ、彼とは「きみ、ぼく」のあいだなんだけど、そのフクダさんともやりました。そういうことを何百回、数え切れないほどやったけど、やっぱり、いのちのいただきかたで、いいものあればわるいものもある。

男C=えと、ぼくのインスタントラーメンですが……

男AとB=いやいやいやいや、……

こうして、三人の話は、はてしなく続くのでした。

もとネタは、かつて流行った、「スネークマンショウ」の「いいものもある!わるいものもある!」から。
こちらhttp://jp.youtube.com/watch?v=zvuC7D_IBuY

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