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2008/11/01

天の清青、地上のアタフタ。

Top_081101まだ何かと生活のリズムが整っていない。ちょっとしたものでも、あるべきところが定まっていなくて、右往左往したり。きのうとおととい、2日続け出かけたが、都心までの往復時間は変らないにしても、電車や経路が変ったせいか、グッタリ疲れて、ブログの更新をする気力もなく、パソコンの前に座るのもメンドウで、寝てしまう。

いろいろオモシロイことがあった。とくにおととい、進行中のロクデナシ作戦の打ち合わせで聞いた、近頃の株価乱高下騒動の渦中にある株屋さんの話は、これはもう経済問題じゃなく人間モンダイ喜劇だねとみなで笑ったほどだった。けっきょく、バブルの頃をさかいに、株価を判断する基準というか「姿勢」が変ったのだなあ。それまでだって、株価が企業活動の実態を反映していたかといえばアヤシイものだったけど、それでも実態を示すデータは参考になりえた。あるていど、現場や実際に触れ、実態を考えることをしようという「姿勢」もあった。といえる。

だけどいわゆる「情報社会」とやらで、深く情報システムにからげとられてしまい、実態より情報システムを通して得る情報だけで判断する「姿勢」が強くなった。というより、取り引きのスピードもあったりで、ほかに方法がなくなってきた。実態は、どうなんだろうと思っても、どう判断してよいかわからなくなってしまう。アナリストなどの情報を頼るしかない。しだいに情報システムのなかで判断する習性がついてしまう。うまくいっているときは、とくにだ。

そういう習性は、状況が変ったからといって、すぐ改まるわけではない。そのうえ、今回のように海の向こうがからんだりすると実態など霞の向こうだ。材料すら乏しい。情報の中身もよくわからないまま、一喜一憂アタフタしなくてはならない。ってことで、さまざまな問い合わせが株屋さんのところにある。とんでもないウワサまで、冷静に考えれば、そんなことありえないだろうというウワサにアタフタしている。その様を聞いて、あまりにも滑稽で笑いはしたが、イチマツの悲しさが漂う秋の空だった。

株の売買だけに限らず、いまや「コミュニケーション」に占める電子情報システムの割り合いはスゴイものがある。パソコンを持たないひとでも携帯メールで、さまざまな売買や、日常の「会話」を行っている。そこでは、メールやブログに書かれたことなどだけから素早く判断し、実態はどうであるか考えるユトリすらない。ともすると中身などよくわからないうちに、セカセカ見て自分の気分でセカセカ判断してしまう。そこにとんでもないカンチガイがあっても、それが「土台」になって次のステップになる。その繰り返しが重なると、もはや何が実態かなど判断するのも困難になる。さらにカネの取り引きがからむ……。イヤハヤ、なのだ。いまの株価の乱高下は、電子情報システムのなかで一喜一憂、乱高下する不確かな人間の気分の反映なのかも知れない。

だけど、ま、そういう状況になれて、冷静に判断しようという「姿勢」のひとも増えるわけで、情報システムそのものが悪いとはいえない。やはり、ニンゲンの問題なのだな。このドサクサで一儲けしようという悪賢いやつらもいて、こいつらがイチバン冷静なのかもしれない。となると、どんなときでも、ふてぶてしく悪賢くという「姿勢」がよいのだろうか。

それはともかく、こうしてパソコンを打っている頭上の窓からは、青空が見えている、11月1日なのだ。近頃は、それこそ情報の煽りで、まだ11月なのに、もう「師走」という感じのほど、あわただしい。あわただしくても、実際の姿や実態を見失わないようにしたいものだ。空は、いつも晴れているわけじゃない。

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