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2009/01/19

サバ缶の居場所。

きのうはスロコメ@下北沢のサケ缶イベント。正式公式オフィシャルな名称は、「サバ缶サバイバル・プロジェクトの交流パーティー」らしい。18時ちょうどぐらいに着く。

すでに、飲み人の会のタノさんやコンさんがいた。ヒマなのかヤル気まんまんなのか。行きますよメールをいただいていた、昨年11月に北九州から世田谷区三軒茶屋へ転勤になったばかりの角打ち文化研究会=角文研東京支部の支部長代理にして鎚絵の東京所長の大野さんも、すぐあらわれる。

「サバ缶サバイバル・プロジェクトの交流パーティー」と名前は立派だが、ひたすらぐずぐずサバ缶を食べながらオシャベリをし酒を飲むだけなのだ。といってもサバ缶そのままではない。ネギバターかハンガリー風に、お好みで料理してもらう。しかも、サバ缶を食べるのだから、サバを缶から出して料理をするなんていう野暮はしないで、缶のフタをパッカンとあけ、ネギバターかハンガリー風かによって調理された具をのせ、アルミホイルをかぶせ、缶のまま火にのせてあぶるのだ。なかなかスローなブギな作り方なのですね。

むかし登山のとき、携帯用ガスコンロで、おなじようなことをしましたね。とくに冬、八ヶ岳の稜線なんぞで一人、吹きまくる冷たい風を避け、自分の身体でコンロを抱えるように暖をとりながら、サバ缶を煮る。たいがい単独行だったから、誰もいない天と地のあいだに、いまおれとサバ缶がいる、おお、サバ缶よ、きみは我がイノチ、あったかいのを食べてあげるからねという感じで。もちろん下界にいるときも、石油ストーブの上にのせて、おなじことをやった。

タノさんは、醤油と酢だけで食べるのが好きだそうだ。コンさんが、なんだか山形のほうの、うどんにサバ缶をつかう話をしていたが、忘れた。もちろん、大野さんチの1世紀以上の糠床の糠をかけて煮れば「ぬか炊き」、まさに北九州の個性「ぬかさば」になる。

このトツジュ巻き起こった感じのサバ缶ムーブメントの震源は経堂にある。経堂系ドットコムの「経堂系グルメ日記」をご覧いただけば、すでに、まっとうな飲食店で、さまざまに調理されたサバ缶料理が提供されている。おおっ、インド人もサバ缶ムーブしている。…クリック地獄

すでに昨夜の様子もアップされているが、経堂のバンチキロウの店主・中村哲さんの閃きから始まったらしいのだが、昨夜は、そのサバイスト中村さんもいらしていた。バンチキロウの本店は宮古島のBarボックリーのチョッキで、そこからたまたま東京に来ていた砂田文生さんも一緒に。

素早いことに、日本サバ缶協会のロゴの原案もできていた。

えーと、シノさんが来て、瀬尾幸子さんも来た。もちろん経堂系や下北系のみなさん。瀬尾さんは、下北に近いから、すでに常連みたいなもの。お茶会の帰りとかで、ピンクな着物にピンクの割烹着を持っていて着用。絶好調の『おつまみ横丁』は、続の「もう一軒」とあわせて85万部に達したそうだ。もう100万部いくのは間違いないだろうと「ばんざーい」をやった。

おれは、酒を飲みながら、「サバ缶の居場所」を考えていた。もちろん、それは、3月7日のシンポジウム「場所の力――歩きながら考える」の「都市の隙間――<貧乏くささ>の居場所をめぐって」に関係する。サバ缶、貧乏くさいと思っているひとが、少なからずいるのではないか。「サバ缶の居場所」は、「貧乏くささの居場所」と大いに関係しそうだ。角打ちには、たいがいサバ缶があるしなあ。サバ缶のパーソナルヒストリーとパブリックヒストリー。

ってことで、きょうは、なんだかアワタダシイので、とりあえず、こんなところで。あとで書き足すかも知れない。

前夜はサルを食べ終電近くだったので、早めに21時半ごろ、瀬尾さんと大野さんとスロコメを出た。大野さんは茶沢通りを三茶まで歩けない距離じゃないから歩くと踏み切りで別れ、下北沢駅で瀬尾さんと別れ、帰った。帰りの電車のなかでは、前夜は「あえて異性である必要はない」が思考のテーマだったが、「サバ缶の居場所」について哲学的社会学的生活学的に高度に考えようと思ったが考えなかった。

スロコメ日記にも、おれが缶ごとしゃぶっている昨夜の様子がある…クリック地獄

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コメント

ねばりや行く時は誘ってください。

バンチキロウで森林再生機構やりましょう。

投稿: たいしお | 2009/01/21 20:19

たいしょう、「ねばり屋」はネットで調べると、まだあるようだし、もしかするとおれが「ねばり屋」の場所を間違えていて見つけられなかったのかも知れない。もう一度、確かめに行って来ます。なにしろ「ねばり屋」だからねばっていることを期待して。

不況でもねばれる「納豆丼」とか。

そうか、機織かあさんと宮古島つながり! はあ、広い世間なのに、どこでつながっているかわからんもので。じゃあ、次の森林再生機構は経堂のバンチキロウですね。

投稿: エンテツ | 2009/01/21 10:10

おおおおおおお ねばり屋
あのときすでにかなりやばかったんですかね。
かわりにあたくしがちょっとねばります爆
というわけで、いま東京から帰ってきて、ひっぱりうどんの飯バージョン食ってますw。

港区海岸の立ち食いそば屋みたいな食堂で肉丼とか食わせるところがあるんですが、そこには納豆丼てのがあって、注文するとあらかじめ調味してかき回してあるのをどばっとどんぶり飯にぶっかけてくれるんですが、ここいいすよ。350円くらいで昼までうんと働けます(笑)。

哲くんも文生くんも、機織りかあさんが宮古にいた時の知り合いなのよ

投稿: たいしお | 2009/01/20 23:44

機織かあさん、すみません。新住所も知らせず、ワルをしています。湯河原の湯に入りたいです。

たいしょう、この前の「サルを食べる」エントリーに書いたけど、サル食べに幡ヶ谷へ行ったが、あの「ねばり屋」なくなっていた。

投稿: エンテツ | 2009/01/20 11:44

文生くんこっちきてるんだ、どうりで年賀状が届かないわけだと、うちの機織りかあさんが言ってたのも納得だ(笑)
哲ちゃんも元気なのか、なんも連絡ないから又なんかワルイ事やってるのかと思ったら、サバイストになってるよ(爆)
湯河原はサバミソニストがひしめいてたぜ(笑)

投稿: たいしょう | 2009/01/20 11:01

これから、まだまだ、ほめますよ。

ハンガリー風、よくご存知で。パブリカ味です。パブリカ味の炒め煮のような野菜をサバ缶のうえにのせて、あぶったものです。これが汁まですするとうまいのです。須田さんは、ハンガリーに滞在したことがあって、ハンガリー風が得意らしい。

しかし、ハンガリーに海軍があるなんて。湖で演習とは、「水軍」という名前にしたらナットクできそうですが。


投稿: エンテツ | 2009/01/20 09:43

先日は、またまた拙著をおほめいただき、こそばゆい限りです。ありがとうございました。

サバ缶、好きですよ。割と大量にお醤油をかけて、普通にご飯にぐしゃぐしゃっとするのが。中骨が一番好きだし、最後に水煮のおつゆ飲むのも好きですね。家族にはめちゃくちゃ嫌がられますが。

しかし海のない国ハンガリー風のサバ缶とはこれいかに。
パプリカ煮込み??
(どうでもいいけど、内陸国ハンガリーには過去の栄光にすがる海軍があるんですよ! 湖で演習してます)

投稿: yas-igarashi | 2009/01/19 18:05

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