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2009/01/26

「リッチな朝食」のフシギ。

ちょっと前に、どこかのプロバイダーのサイトで、「朝めしを食べよう」特集をしていた。いろいろな朝食が紹介されていたのだけど、その中に、ちょっとリッチな朝食なら「洋風」で、ってなキャッチがついたものがあった。

そのことが気になっていたので、確認しようとおもって、「リッチ」「朝食」で検索した。その記事はみつからなかったが、ヒットした順番に見ていくと、なんと、最初からいつまでたっても「洋風」ばかり。それも、たいがい、女のブログか、女を意識した記事ばかり。

米のめしに納豆じゃ、リッチじゃないのか。
玉子かけまんまじゃ、リッチじゃないのか。
ねこまんまじゃ、リッチじゃないのか。

よくある女向けの食ネタをふりかえってみると、いわゆる「和風」についているキャッチは、「ヘルシー」が多いような気がする。

このステレオタイプは、なんだろうか。近年、女が日本を変えているとかで、男も女に気をつかい、おだてたり媚をうったり、「逆チョコ」なんてのまで登場した。ま、商売が大変だから不況でも衰えない性欲の男女ネタをからめたいし、男は女心をくすぐって、やりたい一心だろうけど。マニュアル通りに女をくどくと、釣れる女がいるから、またそのテのものが売れて繰り返されるのもうなずける。

女の進出なんていっても、「ミスなんとか」のように、しょせん男の手のひらの上でのこと。男のステレオタイプが反映する。男におだてられ舞い上がって「リッチ」だのといっている思考の中身は、ステレオタイプの男のように、じつに貧困そのもの。

が、しかし、そういうレベルのことなのか。
そうじゃなさそうだ。

最近知ったスウェーデンのじゃがいも料理を見ておもった。ベースはじゃがいもの千切りでも、混ぜるものやトッピングで、リッチあるいは非日常を演出している。ベースは、おなじ。

日本のばあい、ベースが、まったくちがってしまう。「洋風」にジャンプしちゃうのだな。そこにはなんの連続性もない。これは、女がバカか男がバカか、というレベルのことじゃなく、けっこう日本的な近代的なフシギではないだろうか。考えてみても、いいんじゃないだろうか。

「日本人ならコメ」という発想も、どこか無思考でおかしい。その裏返しとして、リッチにやるなら「洋風」って無思考につながる関係もありそうだ。

きのうのエントリーにも関係するが、このへんにもプリンシプルの不在を感じる。
日本のフシギであり難しさだ。

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