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2009/05/30

祝『四月と十月』20号10周年。神田神保町で泥酔『せおつまみ』。

古墳部の旅は、いつものことだが、濃密な内容で、まだまだ書きたいドラマがたくさんある。だけど今日は別のこと。

4_10_rikaihuno002その古墳部の旅のとき、数人の方に、「理解フノーがおもしろかった」と言われた。「理解フノー」とは、おれが『四月と十月』に連載のタイトル。『四月と十月』四月号は、すでに発行になっていたのだが、発送の手ちがいがあって、おれの手元には届かず、書いたことも、すっかり忘れていた。今回のタイトルは「右と左」。

4_10_003きのう、神田神保町へ行く用があったので、東京堂3階に寄って買った。畠中さんに会いたいと思ったが、売場には姿が見えなかった。

牧野伊三夫編集長の美術系同人誌『四月と十月』は、ちょうど20号。つまり、4月と10月の年2回発行なので、ちょうど10周年なのだ。

というわけで、今回は、豪華カラーページが冒頭を飾っている。稲村さおりさん、宇田敦子さん、大熊健郎さん、川原真由美さん、久家靖秀さん、末藤夕香さん、鈴木安一郎さん、須曽明子さん、セキユリヲさん、瀬沼俊隆さん、田口順二さん、牧野伊三夫さん、松本将次さん、同人のみなさんの作品がカラーで。毎号の「アトリエから」には、いつものように「物書き」系の立場がなくなりそうな、いい文章がある。

4_10_seo_008_2また「20号記念特別対談」ということで、牧野さんが司会をやり文章にまとめたページがある。それが『おつまみ横丁』の瀬尾幸子さんと『球体』の立花文穂さんという、まさに「異色」の顔あわせ。牧野さんならではの企画、内容。うーむ、これは、どこかで公開のトークライブでやってほしかったなあ。

それから「「四月と十月」の十年をふり返って」があって、読んでいると、古墳部に参加できたよろこび、そのうえ連載までさせてもらっているしあわせを感じるのだった。

4_10_009おもしろいだけでなく、強く感じるところがあったのは、有山達也さんが連載の「装幀のなかの絵」だ。「久家さんとの仕事」のタイトル。久家靖秀さんのことだ。写真の「久家テイスト」はどう生まれるかの話であり、何気なく「仕事とは」の話でもあり、何気なく「生き方」の話でもあり。アートだのなんだの関係なく、誰が読んでも、なかなか濃い内容だとおもう。ま、『四月と十月』全部がそうなのだけど、今回のこれは、すごい久家さんとすごい有山さんの出会いから生まれた話なので、すごいのだ。(左の写真は久家さんの「打刻印#01」、上の写真は久家さんの撮影による、須曽さんの帽子「Hatching Head t-2」)

いつも書くことだが、この『四月と十月』は、これだけの人たちが描いて書いて、一冊1000円しないのだから、いまどき、これほど買い得のものはないと思う。

ぜひ、ぜひ、ご覧くださいよ。『四月と十月』の公式サイト。
http://www.4-10.jp/
古墳部長の須曽さんが、「ほぼ日刊イトイ新聞」で「スソさんのひとり古墳部」連載中。おもしろい!
http://www.1101.com/kofun/index.html

さてそれで、ひさしぶりに神田神保町に出向いたのは、新しい企画の打ち合わせだった。瀬尾幸子さんと佐々木女子とおれ、出版社の編集さん。これは、おもしろいことになりそう。瀬尾さんが料理をつくり、おれが文章を書くという趣向も、さることながら、そのテーマが、おもしろい。

考えたら、瀬尾さんとはよく飲んで遊んで、近頃は、「あの2人はアブナイ」と、まわりをハラハラさせている?らしいが、仕事を一緒にやるのは初めてだし、16時から19時まで3時間も、こんなに仕事の話を真剣にしたのは初めてなのだ。

なるほど、瀬尾さんは、こんなふうに仕事をするのか、なるほどねえ、ただの料理研究家じゃないや、とあらためて思うのだった。はて、この「奇才」ともいうべき瀬尾さんの料理に、おれがピッタリの文章をつけられるか。そこが、カギだな。ひさしぶりに、しばらく、大いに緊張が続くことになりそう。

で、6月中旬にスタートする1回目の料理撮影やらなんやら、立ち上げの目安もついたところで、佐々木女子は忙しく離脱、編集の方と3人で軽く飲んで食事。

Seotumami007モンダイは、そのあとだ。やはり神保町の店、この本『せおつまみ』の編集さんが待つ店へ。何日か前に、贈られ送られてきていたのだが、忙しくて、まだよく読んでない。とりあえず、画像だけ。

集英社の、昨年末発行の牧野伊三夫さんと鴨井岳さんの著『今宵も酒場部』と同じ、酒豪の女子編集さんの仕事なのだ。集英社のWEBで連載の『今宵も酒場部』のあとを瀬尾さんがやって、この本にまとまった。奥付を見たら、撮影=鵜澤昭彦さん、スタイリング=森下久子さん、題字=牧野伊三夫さん、デザイン(装丁も本文も)=横須賀拓さん、イラスト=nakabanさんというぐあい、飲んだことがあるひとばかり。

店には、『おつまみ横丁』から瀬尾さんの料理写真を撮っている、鵜澤さんもいた。この顔ぶれなら、もう飲むっきゃない。もう一軒!ってことで、バーへ。例によって、おれだけ早い終電がなくなる。とりあえず、東大宮まで行く電車はあきらめ、京浜東北線大宮終電を選択する。編集女子に追われるように席をたったら、ぎりぎり終電にまにあった。いいところで追い出してくれた。だけど、あわてて出たので、飲み代、払い忘れたようだ。

大宮では、例によってタクシーの待ち行列が長く、立っているのがやっとの泥酔が深まる午前2時ごろ帰宅、だったと思う。

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