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2009/11/20

もの足りないが、やはりミーツなミーツ・リージョナル別冊『東京サク飲み!』。

Meets_017きのう届いた、まいどどうもありがとうございます。ミーツ・リージョナル別冊『東京サク飲み!』。「今から気軽にサクッと飲める。オフィス街のゴキゲン酒場」と、キャッチコピー。

うーん、ミーツ・リージョナルというと、いつも期待しすぎちゃうのか、イマイチが多いのが気になる。本誌の月刊誌もふくめ、いつもなら、これ一つのことでも買って読む価値ありとおもわせるものがあるのだが、それがない。

とはいえ、この店のセレクトと見せ方は、やはりミーツとおもわせるものはある。その意味では、なかなかおもしろい、楽しい。つまり、今回は「素材選び」がよかったということか。ま、たまたま一店だけ、おれがよく利用していた店で、最近それはないだろうということで行かなくなった店が載っていて、それはないだろうとおもうのも、イマイチの印象のうちなのではあるのだが。

どうも、こう書いていて歯切れが悪いですな。ま、そうなのですよ。いいなあとおもっていると、それはないだろうというところがチラッと出て、いいなあ熱が下ってしまう。読者はゼイタクなもの。

「読書酒場のススメ」というコーナーで、「有限会社バッハ代表、ブックディレクター」という肩書の、幅充孝(はば・よしたか)さんのセリフに「僕は読んで面白かった本をみんなでシェアしたいという願望で棚を作る。でも、自分が好きだからという理由だけで選ぶのは、ただのおせっかい。訪れる人や、土地の来歴といった場所の磁場を慮ることを大切にしています」というのがあって印象に残った。そうなのだ、そのように「慮ることを大切に」したいものだ。そのへんの「リージョナル」なところが、この『東京サク飲み!』では、ミーツ・リージョナルにしてはイマイチというかんじでもある。

コラムに、大竹聡さん、木村衣有子さん、浜田信郎さん。それぞれ読ませるのだが、全体とのバランスでみると、ちぐはぐをかんじるところがある。全体とコラムの関係、企画なのか構成なのか、どこか練りきれてないところがある。そのへんもイマイチ惜しいのだ。

書いていると歯切れが悪いだけだから、やめよう。なんだかんだいっても、880円で、この情報力は買いであるにはちがいない。とくに大酒かっくらうより、いろいろな酒場をサクッと楽しみたいひとには、いいのじゃあるまいか。帝国ホテルのバーから新宿南口の大衆食堂「長野屋」まで、おなじ東京の店としてあつかうなんて、ミーツならではのワザだろう。

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