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2010/01/07

フルクサスキット流?猟奇キット。料理とアートに共通すること=教条は、いらない。

00709年のうちに仕上げようと思っていた2つの企画書は、2つともイマイチのところで策がみつからず、年を越していた。ところが、なーんと、うらわ美術館で「オブジェの方へ 変貌する「本」の世界」を観たおかげか、それとも昼のゆず風呂が効いたのか、一気にうまい方法がみつかった。あとは、書き上げるだけ。

おれの頭を沸騰させフニャフニュにさせた、その展覧会には、前に書いたようにフルクサスの作品が展示されていた。「フルクサス1」「フルックス・イヤー・ボックス2」「フルックスキット」である。「フルックス・イヤー・ボックス2」「フルックスキット」は、箱や鞄に、8ミリフィルムとそれを見るためのビュア、カードや葉書やマッチなどの作品を編集した集合作品だ。

フルクサスのキットというと、おれは兵庫は明石の幻堂出版のなかのしげるさんにいただいた、『秘蔵版・猟奇玉手箱』を思い出す。ってわけで、持ち出して、写真を撮った。

これは、川崎ゆきお画業30周年記念出版として、川崎ゆきお監修により、幻堂出版が編集制作し、2001年7月末に発行されたものだ。

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「フルクサスキット流?猟奇キット」なんて書くと幻堂さんに叱られるかも知れないが、その「収録一覧」は、つぎの通り。

1.川崎ゆきお全集7『真猟奇王・大阪ダンジョン』川崎ゆきお(A5判176頁)
2.少年少女世界猟奇名傑作『2001年猟奇への旅』幻堂特別編集(A5判176頁)
3.ガリ版復刻オフ印刷版『少年少女猟奇の友』ガリ出版幻堂謹製(B5判50頁)
4.VHSビデオ『新実録猟奇娘・オクトパスよ永遠に』『走れ!ロマンよ・実録猟奇娘』他収録 幻活動写真商会(約70分)
5.データCD『川崎ゆきお漫画ライブラリ』川崎ゆきお制作(Windows版)
6.雑音楽CD『驚異の猟奇ミュウジック』~猟奇王のテーマ他収録(約60分)
7.豆漫画本『猟奇王外伝・少女恋唄』川崎ゆきお(B7判20頁)
8.豆漫画本『激走!! リョーキウサギちゃん』川崎ゆきお原作つぼたたもつ漫画(B7判16頁)
9.カバー猟奇ステッカーシール8枚セット
10.猟奇王缶バッジ(川崎ゆきお又は堀内亜紀のどちらか一点)
11.猟奇王カルタ/猟奇王トントン相撲/猟奇マスク(組立紙付録)
川崎ゆきお直筆サインイラスト入りミニ色紙
*以下、部数限定品のため収録されてない場合があります。
13.三十周年記念タオル(先着200枚で終了、ご了承下さい。)
14.ムーヴィプログラム『オクトパスよ永遠に』(先着100部で終了、御了承下さい。)
15.「リョーキウサギ」フェルトバッジ(先着50点で終了、御了承ください。)

というもの。この箱には全部入っていた。ガリ版刷りの復刻がある一方で、フルクサスの時代にはなかった、ビデオやCDなどが制作され、2001年ごろに可能な、多様なメディアや技法で猟奇王の世界が表現されたキット。これはもう、フルクサスも真っ青のキットだと思う。おれが、ナゼこれをいただけたのか思い出せないが、箱には「127」の印がある。限定何箱の発行だったかは知らない。たいへん貴重な表現であり、また日にちが過ぎるごとに、ますますこの箱と幻堂さんの存在を大きく思う。

幻堂さんは、表現者らしい活動をし、WEBサイトやブログなどもやっていたが、最近何年か更新もなく、表現活動は停止しているようだ。つい先日、知り合いのサイトを見たら、トップページに幻堂さんが写っている画像があって、とにかく生きているらしいので安心した。有名ではない、偉そうなこともいわず、チョイとふつうにはやれない仕事を残すひとがいる。幻堂出版のなかのしげるさんも、そうした1人だろう。まさに幻のような方だ。

川崎ゆきおさんは、難病を得て一時はかなり悪かったようだが、ちかごろは「川崎ゆきおサイト」を見るかぎり、ご健勝の様子だ。

川崎ゆきおさんが創出した「猟奇王」を知らず、「猟奇」という言葉から、教条的な偏見を持つひとは、「川崎ゆきおサイト」をご覧ください。…クリック地獄

で、「料理とアートに共通すること=教条は、いらない」に話はつながるはずだったが、メンドウになったので、これでおわり。

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