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2010/02/01

神田神保町「路地と人」、半分書店、半酒場、半飲酒歓談、半本とアート、半トーク、半おでん、半…、半泥酔のち本泥酔。

やれやれ、今朝までに送らなくてはならなかった仕事、さすがに昨夜は帰ってから仕事どころではなく、すぐ寝てしまい、今日も夕方になった先ほど、やっと仕上げて送った。おもへば、22日の上野のグラミ会から、なにかと都心やら横浜まで出かけ、仕事や泥酔の多い月末だった。

今日は、「世紀の飲み会」なる企みの誘いもあり、雪の中の山形は大蔵村の肘折温泉なんぞに行く企てもあり、2月は、仕事がたてこんでいるうえに、泥酔もたてこみそうな気配。おてやわらかにね、おれは今年67歳になるのだから。

きのうの16時からの「路地と人」での「半酒場」のこと。余裕を持って行くはずが出がけに電話があって、打ち合わせがごちゃごちゃ、ぎりぎりになってしまった。

言水さんとの事前の打ち合わせは、最初に言水さんの司会でリードしていただき、あとはテキトウに、ていどだった。それにしても、なにせ「本と美術について飲酒歓談」なのである。これは「トークライブ」のようなものなのか、それとも車座になって呑みながら、好き勝手なオシャベリをするのか、どうなるのか、イメージがわかない。

009とりあえず、どうなってもよいように、ネタになりそうな本などをみつくろい、いよいよどうにもならなかったら、スライドショーでもやろうと、「場所の力」と泥酔論「野暮編」のスライドをコピーしたCDを持って出かけた。

本のたぐいは、うらわ美術館「オブジェの方へ 変貌する「本」の世界」のカタログ、東京国立博物館の「土偶展」のカタログ、尖石縄文考古館カタログ、ミーツ別冊「東京ひとりめし」、city&life88号「美味しいまちづくり」93号「マチとムラの幸福のレシピ」、「四月と十月」21号、有機菜園藤田家族の「秋冬野菜で、しあわせごはん。」、ココルーム文庫「こころのたねとして」。これだけあれば話になるだろう。

先日入った大衆食堂で、おばさんがカウンターのなかで魚などを焼きながら、エビゾウとナントカの結婚、あれは離婚になるね、だってさ…、なーんて話しているのを聞き、よーするにおれの「トーク」は、こういうもんだなと思っていた。大衆食堂と専門飲食店では、店主の話も話し方もちがう。大衆食堂の店主の話は、話も半分しろうとだし、テキトウなんである。専門店の店主は、プロらしいことを、もっともらしくしゃべる。そういう違いがある。おれは、トウゼン、大衆食堂的なんである。なーんてことで、イメージは、大衆食堂のおやじのオシャベリだと。

知らない人たちばかりかと思っていたが、会場に着いたら、えっ、南陀楼綾繁さんがいておどろいた。でも、うれしいが。スソアキコ古墳部長もいて、うれいしいが、恐縮。木村衣有子さんも来る。そして、泥酔論も欠かしたことがない、おれの「追っかけ」だの「親衛隊」だのと薄気味悪い、野暮連のタノさんがいて、一安心。ほかは、初対面の方々。アーチストの方が多い。経堂の太田尻家のお客さんもいた。

003見るからに、おでんが、うまそうに煮えていた。本をのせて、半分書店に使っていた台を、ごにょごにょすると、たちまち長テーブルと長イスになった。職人的アーチストの仕事は、すばらしいと感心する。みなさんは会費1000円払い、ビールかカップ酒(燗もあり)とおでんをもらう。おれは、いちおうゲストってことで、無料。

さて、それで、おれもテーブに座って、なんだか始まったら、いきなりもう飲酒歓談モードなのだった。イチオウ、「オブジェの方へ 変貌する「本」の世界」と「土偶展」と尖石縄文考古館カタログなんぞを出したら、古墳と縄文の話で盛り上がり、なんだかわからんが、これも本と美術かなあ。途中で、言水さんが、みなさんを紹介するが、かといって、おれのトークを司会するではなく、紹介だけで引っ込み、みなさんはまたそれぞれ好き勝手な話を展開。

おれは、ビールから、コップ酒2杯ぐらい呑んだあたりで、どなたかの「講演をやるんじゃないの」という声を聞いて目覚め、それじゃってんで、いきなり、イザというときのための泥酔論「野暮編」のスライドショーをやってしまった。おわって、言水さんのほうを見るが、とくにトークに入る様子もなく、ま、「飲酒歓談」なのであるからと、隅に座っていた南陀楼さんを真ん中に引っ張りだして、本やら古本やらについて話そうかと思っていたが、南陀楼さんは次の用があるからと帰ってしまった。またテーブルに座って呑む。みなさん、ずいぶんにぎやかに呑んでいた。

とか、やっているうちに、19時過ぎだろう、サキさんが近くに来て待っているというので、そのへんの詳細は半泥酔状態で、よく覚えがないのだが、近くの飲み屋で呑むことになった。おれはトツジョ、「半酒場」の「飲酒歓談」は、放棄なのである。主催者が終わりを告げてないのに、大衆食堂のおやじは職場放棄なんである。いや逃走か。そんなこと許されるのか。許せるはずねえーよ。おでんを煮、燗をつけていた「半酒場」の女将、安岐さんに「えっ帰っちゃうんですか」と、厳しくチェックされる。おでん鍋には、まだおでんが残っている。しかし、酔っている頭は、すでにコントロールを失っている。ってことで、放棄あんど逃走は実行された。近所の飲み屋で、木村さん、サキさん、スソさん、タノさん、あとから言水さん加わり、もう燗酒ぐいぐいで、なんだかわかりません、どうやって帰ったかもわからない泥酔記憶喪失帰宅。

アナーキーでめちゃくちゃだけど、楽しい「飲酒歓談」な夜だった。これからも、もっと、ヘタがおもしろい、大衆食堂のおやじ的トークを追求したいと思うのだった。

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コメント

ニャミ子さま。

残念でしたね。また、何かの機会があるでしょう。

みなさん、けっこう古墳と縄文に関心があって、意外かつうれしかったです。

古墳と縄文で、何かやりたいですね。

投稿: エンテツ | 2010/02/05 21:18

古墳と縄文話。。。
まじ行きたかったです。

仕事の準備で断念しましたが
またの機会には必ずや。。

投稿: ニャミ子 | 2010/02/05 12:52

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