« 武藤良子個展のち牧野伊三夫個展、泥酔帰宅。 | トップページ | 『みんなの大衆めし』の核心と願い。 »

2010/07/02

ガールズバー前の婆ガールズ。

おもしろい話がたくさんたまっているのだが、とりあえず、これだけ書いておこう。6月29日、日本×パラグアイ戦の夜だ。東大宮東口のよってってちゃぶだいには、テレビがない。そこで、まもなくキックオフの、夜10時過ぎたら生ビールと角ハイは200円にするセールとなった。それをねらって、ちょうど雷雨がやんだあと行った。

なんだかんだで、イタチョーも帰ったあとだから12時を大分すぎて、ちゃぶだいを出た。ちゃぶだいからすぐの駅前広場に出て駅を西口に渡るのだが、広場に面して、2010/03/23「東大宮に「ガールズバー」ができたんだぜ。」に書いたように、ガールズバーがある。

人通りは、まったくなかった。ガールズバーの前にさしかかると、むこうからおばちゃんが2人、肩を組んで歩いてきた。ふらふらふら、酔っている。50歳後半といった感じだが、2人とも身体と化粧にカネをかけているらしく、かといって成金風でもなく有閑マダム風でもなく、トシの割には中年太りは感じさせない締まった身体に、こざっぱりとした服装と化粧で、悪くない感じだった。というのが、酔っていたおれが一瞬のうちに観察した結果だ。

そのまま夜のしじまのなかで、すれちがうばかりだった。ところが、ガールズバーの前で、おばちゃんの一人が看板を見上げ、こんなことを叫んだのだ。

「ガールズバーだって、ふん、だったら、わたしだってガールだよ、雇ってくれ~」

おれは、吹き出した。ガールズバーの前の薄暗がりには、客引きの現役ガールが1人立っていたが、彼女も身体を折って笑っていた。おばちゃんたちは肩を組んだまま、ふらふら去って行った。

東大宮にも、楽しい酔っ払いがいるってこと。

|

« 武藤良子個展のち牧野伊三夫個展、泥酔帰宅。 | トップページ | 『みんなの大衆めし』の核心と願い。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ガールズバー前の婆ガールズ。:

« 武藤良子個展のち牧野伊三夫個展、泥酔帰宅。 | トップページ | 『みんなの大衆めし』の核心と願い。 »