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2010/08/04

セークスピア原作「真夏の夜の屁」。

セックスしたい、と銀杏してみたところで、相手がいなきゃ屁をするしかない。それならば草枕といくか。草枕、妄想の旅に出る。地に働けば畑ができるのに、山に登ればツアー客が死んでいる、沢を行けばマスコミも死ぬ、マスコミ死んでも事件にならない。とかくこの世はマスコミのまま。マスコミにサオをさせば流される。サオはマスコミにさすものじゃない、好きな女につかうものだ。坂道をのぼるのはツライから転がり落ちながら考えた。私は病気だ、肝臓が悪い、と地下室ですごすのも陰湿なメロディ。そもそも肝臓は悪くないし地下生活者でもない。しかし、地下生活者にはなれそうだが、地価生活者にはなれそうにない。ならば、そうだ、めしをつくろう。「みんなの大衆めし」があるじゃないか。米びつをさがしたが米びつがない。「ライスボックス」というのだよ。なんだかカビがはえそうな名前だ。足の指に生えるカビは水虫、股にできるのはインキン。インキンかゆい。高校生のときだった、カビくさい部室で股をひろげインキンにキンカンぬり、頭のなかが真っ赤に燃えるような痛さにもだえながら考えた、女はインキンになるのか、と。とかくこの世はカビだらけ。ならばカビで絵を描こう。そこで私は一人の女とおぼしき後姿をみる。うすい透けて見えそうな浴衣を着ている。あれは砂町銀座のお水ファッションの店で買った、563円のペラペラなワンピース浴衣にちがいない。ボディラインからフェロモンむんむん。そうだこいつとやればよいじゃないか。やはり旅に出てみるものだ。おっとあぶない、前にまわってみたら、浴衣の前がはだけ、全身カビだらけだった。おどろいて起き上がり、屁を放ったら、夢だと気がついた。

今野雄二、自殺の訃報。いまの日本、まっとうな大人なら自殺を考えるだろう。そして、意志の強い大人だけが、ほんとうに自殺する。

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