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2011/08/28

わが「断捨離」歴。

Dscn0289先日、『四月と十月』に連載の「理解フノー」7回目の校正が出た。今回は、「わが「断捨離」歴」のタイトルで書いた。

「わが家に初めて来た女子が、帰ると早々にメールをくれた。近頃「断捨離」という不要なものを捨てる生活がハヤリであるが、遠藤さんの家を見て、決意あらたにした、というようなことだった。私は、初めて「断捨離」なる言葉を知った。調べたら、持てる者のヨガのようなもので、贅沢なものだが、わが家には最初からモノが無いのだ。かなり無いほうだろう」という書き出し。

ようするに、「断捨離」なんてのは、金銭に余裕のあるひとたちが、散々買う楽しみをしたあとに、楽しむものなのだ。おれの場合は、それとはちがう。では、なぜ、こんなにモノがないのか。と、ふりかえってみれば、おれの蹴つまづき人生。蹴つまづいて、転んだ先にあった石を拾いながら、何かを捨て、何かから離れてきた。なんで、こんな人生になったんだろうねえ。そして、最後まで「断」てなかったのは、「女」だった。なーんて話をしているのであります。

この『四月と十月』は美術系同人誌で、編集長の牧野伊三夫さんをはじめ、大活躍中の芸術の香り高い気鋭のひとたちばかり。たとえば、先日は、同人の石田千さんなどは、芥川賞の候補になっている。なのに、おれは、同人でもないのに、牧野さんの何を書いてもよいという言葉に甘えて、書かせていただいている上、まいど書くことがメチャクチャ。まさに、理解フノーなのだ。

そうそう、2011/06/30「祝、四月と十月文庫『えびな書店店主の記』蝦名則著、港の人から刊行。」に紹介した、四月と十月文庫は、たいへん好評で、東京堂書店で何週間かベストテン入りを続け、一度は、いまブームの原発本を押さえ1位にまでなった。すごいなあ。

その四月と十月文庫は、9月に2冊目を刊行する。こんどは、同人のミロコマチコさんによる画文集『ホロホロチョウのよる』だ。

ミロコマチコさんの絵、ご存知ですか。彼女の絵があるだけで、どこだろうと、そこが絵本になるような絵、と、おれは感じている。ただいま、谷中のギャラリー「やぶさいそうすけ」で、『サイのせなかにのって空に絵を描く』というイベントをやっている。26日に始まったばかり。こちら、やぶさいそうすけさんのサイトに案内がある、ぜひご覧ください。
http://yabusai.net/g/new.html

ミロコマチコさんの四月と十月文庫も楽しみだ。が、しかし、おれの『大衆食堂パラダイス!』と発売日が近い。であるから、ほかの本などは「断捨離」し、ミロコさんとおれの本だけを買うように。

ところで、調べたら、「断捨離」は、提唱者?のやましたひでこさんの登録商標なんだってさ。商売が、うまいねえ。こうでなきゃ、金儲けはできないよ。金が無ければ、断捨離するほどモノは持てないよ。

最後になったけど、この『四月と十月』25号は、10月発売の十月号です。よろしくね。

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