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2011/09/23

阿佐ヶ谷ゴールド街。またぞろJRが弱小に襲いかかる立ち退き裁判。

阿佐ヶ谷駅から高円寺側のJR高架下の街、阿佐ヶ谷ゴールド街。何度か呑んだことがある。

ここの再開発のことは聞いていたが、裁判になっていることは、今日ツイッターで知った。阿佐ヶ谷ロフトAで、『阿佐ヶ谷ゴールド街とJRの裁判をめぐる立ち退き問題について語り合う』という催しがあったのだ。

以下、阿佐ヶ谷ロフトAのサイト、2011年9月スケジュールの今日23日から転載させていただく。
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta.cgi

『阿佐ヶ谷ゴールド街とJRの裁判をめぐる立ち退き問題について語り合う』

JR阿佐ヶ谷駅の高架下で40年以上にわたって街や人々の移り変わりを共にし、愛されて続けた名物商店街、阿佐ヶ谷ゴールド街がいま大変悲しい事態となっています。

大企業JRが弱小な個人店を相手に立退き裁判を起こしています。

街とは、商店街とは、はたして誰のものなのか?

理不尽で一方的なJR側の要求をそのまま通してしまって果たして本当に良いのでしょうか?

法律や契約書だけでは片せられない何かがあると思います。

現在、JRによる立退き問題に真っ向から向き合い、逃げずに闘っている阿佐ヶ谷・菜環亭の冨永夫婦と新宿・ベルクの井野さん、迫川さんにこれまでの過程や現状、今後のことなどを隠すことなく、思う存分語ってもらいます。

[出演]
冨永シゲヲ(阿佐ヶ谷・菜環亭マスター)
冨永千枝(阿佐ヶ谷・菜環亭)
井野朋也(新宿・ベルク店長)
迫川尚子(新宿・ベルク副店長、写真家)
ほか!!!

ずっとこの場所で〜ジェイアール東日本都市開発による『阿佐ヶ谷ゴールド街商店会』立ち退き裁判を見つめて〜
http://asagayagold.jugem.jp/

あさがやゴールド街での営業継続の保障を求める署名
http://www.shomei.tv/project-1815.html

以上。詳しいことは、上記の「ずっとこの場所で」をご覧ください。

「街とは、商店街とは、はたして誰のものなのか?」「法律や契約書だけでは片せられない何かがあると思います」

ようするに、かつて2002年に上野駅東京地下食堂街であったことが、また繰り返されようとしているのだ。そこでのことは、発売になったばかりの『大衆食堂パラダイス!』の「上野駅地下食堂街、最後の三店が消えるとき」と「上野食堂街始末。フランス人に言われた残念なこと」に書いた。

まったく同じ事態、同じ問題に直面している。パラダイス!に書いたように、「こんな吹けば飛ぶような個人経営相手の立ち退き裁判沙汰にしても、ゾウがアリに襲いかかるようなものだ」し、おれにその裁判沙汰を教えてくれたフランス人がおれに言った「契約など法的な関係はいろいろあったにしても、これは、ここはもう街並みの文化なのだ、それだけで残す理由がある」ということが、また問われている。

まだ新宿ルミネのベルクのこともあるのだが。

とにかく、じつに腹立たしい。そもそも、「まちの文化や歴史」を一企業の経営尺度で仕切ろうということそのものが暴力なのだ。なのに、陰湿な手口まで使って追い出しを図るJRの横暴が続いている。見かけはオシャレでも、とても「文化国家」といえる状態ではない。と、本日は、腹立ちまぎれ日記でした。

JRは、まちを破壊する不動産業の再開発に血道をあげてないで、もっと交通本業で、利用者のためにやるべきことがあるだろう。これじゃあ、JR社員に対する暴力沙汰も絶えないよ。

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コメント

おはようございます。

そうですね、もとはといえば上野で。

ディベロッパーJR、あっちこっちで悪さしているようで、おかしな話をいろいろ聞きますが、とにかく陰湿な手口には、おどろきますね。

社内も陰湿なのか、大幹部に自殺者も出たり。殺伐社会をリードしているように思えます。

なんとかならないもんでしょうかね。

投稿: エンテツ | 2011/09/29 06:53

お久しぶりです。
これはまさにエンテツさんと最初の御縁になったネタでありますね。

JRへのやりきれない思いは上野でもいろいろなところで見聞きする頻度がますます増えてきました。
もはやJRは鉄道業者じゃなくて特権的な場所を独占している最強のディベロッパーですからね。相も変らぬ官僚主義…だけならまだマシなもんで、陰湿な官僚制と強欲で遠慮のない儲け主義の最悪の結合体ですよ、今は。

日本でなんでも民営化しちゃうと、こんな会社ばっかりになっちゃうのではと戦々恐々ですよ。

投稿: yas-igarashi | 2011/09/28 16:53

どーも、大将!

JRのやりかた、杓子定規すぎるというか、民営化されても実態は天下りの官僚的手法というか。それに、手口が、いかにも陰湿な役人という感じで。

東大宮駅の立ち食い蕎麦にしても、仮にエスカレーターを設置したにせよ、営業スペースぐらい確保できたはずなのに。

それに、あの立ち食いは、JRの子会社にしては珍しく人気で、上野駅のコンコースにもあって賑わっていたのに、そこも撤去で、後に出来たのは高くて気取った蕎麦屋。ようするに自分たちの計算だけを押し付ける「儲け主義」。

まあ、とにかく、JRのことは考えるも腹立たしい。宇都宮線、混雑時でも10両編成でウチ2両はグリーン。高校生がJRをド突いてやりたいと言っているのを聞くと、「やれやれ~」って気になっちゃいますよ。

と、書いているとコーフンがエスカレートしちゃうから、これぐらいにして。阿佐ヶ谷へ行って、時間あったら、上に登場の「菜環亭」にも顔出してみてください。

「大衆食堂パラダイス」ありがとうございます。さらに、よろしく~。

投稿: エンテツ | 2011/09/25 19:15

マイど〜

ちゃぶだいです。

ベルクのこといい、この阿佐ヶ谷の一件も、やはりJRの横暴なんですね?


国鉄から民営化され、利益優先という資本主義の基本理念をごり押しする。

その一方で、泣きをみる個人経営者という、弱者。

山葵さんのブログも読ませていただきましたが、ホントに腹がたちます。

身近なところでいえば、東大宮の駅そばが撤去されたこと。

あれでエレベーターが新設されたけど、稼働率はどうなってんだか?

そば屋があった時のほうが、利用率といい、多少なりともJRとしては収入があったはず。

そりゃ、身体の不自由な人や、年寄り向けの設備であることには間違いのないことはわかるけど…


ホントに必要なのかな?


って、思います。


車椅子のお客様だったら、駅員が担いじゃえば済む話しなわけでしょ?


エレベーター設置に何千万かの予算を投入するよりも、はるかに安上がりだと思うし、何よりもコミュニケーションがそこに生まれるんじゃないかと思うわけです。


阿佐ヶ谷…近いうちに新宿に出る予定を作って、久しぶりに行ってみます。

ジャズを生で聴かせてくれるところが、いくつかあるんですよね…


そうそう、ウチのお客様が、3名…「大衆食堂パラダイス」を買いましたよ。


んじゃ、また。

投稿: ちゃぶだい | 2011/09/25 13:36

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