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2011/10/17

きのうから『大衆食堂パラダイス!』デー? ラジオ出演、読売新聞など。

きのうから『大衆食堂パラダイス!』をめぐって、なんだかんだうれしいことがあった。

2011/10/14「泥酔一直線、第三夜。文化放送収録のち新橋取材4軒はしごのち中野。」に告知したように、JFN「サンデーフリッカーズ」の7時15分からのコーナー「一之輔のそこが知りたい」の電話出演があった。パーソナリティは、真打昇進が決まった春風亭一之輔さん。

ラジオの電話生出演は、3度目ぐらいだが、慣れてないので、相手の顔が見えないのと、生だから「放送禁止用語」を口にしないようにと思って、キンチョーしちゃう。でも7分ぐらい、簡単だ。とにかく、始まるころには頭がスッキリしているよう、6時半ごろ起きた。

台本があるわけで、パーソナリティは、本を読んでいなくても話せるし、そういう人もいて話しているとわかるのだが、一之輔さんは、ちゃんと読んでいて、読んでいなくてはできない話をした。

『大衆食堂パラダイス!』を紹介するのに、「この本はガイドブックじゃないけど、店の雰囲気や店主や客など、人物描写というか、それほど立ち入るわけじゃなくて、とてもいいんですね」というようなことをおっしゃった。

台本では、東京は鶯谷の信濃路、大阪は千日前のしみず、北九州のエビス屋昼夜食堂の話をして、時間があったら、一之輔さんも利用したことがある野田のやよい食堂(一之輔さんは野田の出身なのだ)の話の予定だったが、話しているうちに、信濃路までが長くなり、大阪のしみずは飛ばしてすすんだ。最後、野田のやよい食堂の大盛ぐあいや串カツの話で大いに盛り上がった。これは食べてないとできない話。ま、なんとか、無事に終了。

午後、『大衆食堂パラダイス!』が週刊文春で紹介されていると教えてくださった酔仙亭さんが、今度は2011/10/07「週刊文春の新刊推薦文に『大衆食堂パラダイス!』が。」のコメント欄で、「本日の読売新聞11面書評欄に、やはり書評が。すごいすごい。」と。

ほぼ同時ぐらいに、ツイッターで。朝は「出張中の大阪でKissFMという局で聴けました。とてもよかったです。一之助さんの紹介の仕方もよく短い時間でエンテツさんの著書の魅力が伝わってきました」とつぶやいてくださった@NEGITETさんから、「本日の読売新聞読書欄の文庫新書コーナーで『 大衆食堂パラダイス』が紹介されていました。曰く、いわゆる大衆食堂ガイドではない。食から生まれる物語。その郷愁にしみじみと浸ることができる一冊」とツイートいただいた。

早速、近くのコンビニへ。午後3時をすぎていたが、日曜日だったので、まだ朝刊があった。「文庫新書」のコーナーのトップに載っていた。

A

その内容は、今日、読売のオンラインにも掲載になった。こちらで見られます。
http://www.yomiuri.co.jp/book/bunko/20111017-OYT8T00856.htm?from=tw

んで、今日、その読売に載った効果は、どれぐらいかとアマゾンをチェックしてみた。すると、なんと、なんてこったアマゾンは、在庫切れで「通常5~6日以内に発送します。」の表示。効果ありすぎて、在庫切れになったのだろうか?その前を見てなかったのでわからない。でもまあ、ランキングは、いい位置につけている。そのうち凋落するかも知れないが・・・。

それより、10月15日に新しいレビューがあって、これが、港町奉行 (東京都町田市)という方のもので、すごく熱い内容で、おれは驚き感動してしまった。自分の本のことなのに、「いい本だなあ」なんて思ってしまった。

まず、タイトルが「男性的視点からの食堂讃歌」だ。要約、といっても、全文に近いが、このように書かれている。

男性的視点、田舎者的視点、ブルーカラー的視点からの大衆食堂讃歌です。
資料的価値を求める方にはあまり役立ちませんが、
煮えたぎるパッションを隠さない、熱い咆哮には耳を傾ける価値があります。

(略)
その筆致には東京者の心臓をも掴んで離さない、不思議な魅力があります。
筆者自ら「売れない本」と認めるように、ちくま文庫版の初代作、
「汁かけめし快食学」はとうに絶版となっているけれども、
その時代逆行的な(?)論調こそ、現代に求められる
荒々しくも優しい人間の哲学とも映るのです。

それは「都会においての人間性の復権」に違いありますまい。
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E8%A1%86%E9%A3%9F%E5%A0%82%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B9%EF%BC%81-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-12-2-%E9%81%A0%E8%97%A4-%E5%93%B2%E5%A4%AB/dp/4480428593/ref=pd_rhf_p_img_1

本は、著者の手を離れると、いろいろな読み方をされる。最初のレビュー、「鯖の味噌煮、オムライス、まぐろぶつ、コロッケ/三軒茶屋では「芝多」である。」は、じつに簡潔だが、その人の体験と本の内容が重なっているようで、うれしい。

しかし、なんだね、おれは、「時代遅れの男」というより「時代逆行の男」かも知れない。「昔はよかった」ということではなくて。未来へ向かいながら時代に逆行する男だな。

さらに、さきほど、ご当地、「ちゃぶだい」の大将のブログを見たら、きのう16日のエントリーが、全面的徹底的に2011/10/14「泥酔一直線、第三夜。文化放送収録のち新橋取材4軒はしごのち中野。」をネタにしているのだった。
しかも、その写真が、このあいだ呑んだ、おれ好きな「秋鹿」だ。泣けるぜ。

大将は、最後を、このように締める。・・・・・

と、まぁ…お客様がメディアに露出するっていうネタで申しわけないんだけど、食い物の本質というか、飾らず、気取らずに旨いモノを喰う。
こういうエンテツさんのスタンスは、アタシも大いに共感できる。
エンテツさんの【大衆食堂パラダイス】是非ともご一読いただきたい。
働き、そして…生きるための「メシ」とは、どういうものなのか?
女を口説くための「メシ」ではない。
商談成立を目論んだ「メシ」でもない…
酒を呑む相棒にもなれば、「白いメシ」をかっ込む力強い味方にもなり得る。
そんな料理を提供する店。
街に根付き、人々を見守る。
お客様とともに年を重ねる…
そういう店が、街には必要…ってこと。
そういう店がアタシの目標。
そして、今日もいろいろと考えちゃうんだなぁ…?
http://chabudai2009.jugem.jp/?day=20111016

『大衆食堂パラダイス!』を読んで、お店の方にこう言っていただけたら、著者冥利につきる。

こんなふうに、きのうから『大衆食パラダイス!』デーな感じなのだ。
今日は、dancyuの校正が出た。

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コメント

どーも、大将。まいどありがとうございます。

大衆食堂、まだあちこちにありますね。

あと、見た目は昔ながらの大衆食堂とは違うけど、地元に根付いた食堂のような居酒屋のような、居酒屋のような食堂のような、街の人の「溜まり場」のような飲食店とか。

また寄らせてもらいます。

投稿: エンテツ | 2011/10/19 11:00

エンテツさん、マイどです。

リンクありがとうございました。

先週、勝浦に行ったときに、「大衆食堂」の暖簾がぶら下がった店を見つけました。
肉ニラ炒めと、ラーメンとライスで680円…だったかな?

入りはしなかったけど、いい感じでした。


朝7時から定食を提供する店もありました。
こちらは朝市の取材に訪れた芸能人に何度も使われているようで…

写真がバンバン貼られてましたね。

だからといって、じゃあなんなの?


…ってとこです。

投稿: ちゃぶだい | 2011/10/18 17:22

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