« 小諸の揚羽屋が閉店? | トップページ | まりりんの豊橋みやげ。 »

2012/01/07

中野でやどやゲストハウス、十条で東京新聞。

おととい。新年初めて、東京サ行った。中野駅18時に待ち合わせ。やどやゲストハウスの新年会飲み~ティング。今年一年が楽しみな、かなりよいアイデアが出た。もっとやどやに肩入れするため、都内に住みたくなったほどだ。

ふりかえってみると、去年のやどやは、東電原発災害で消滅するかもしれない危機の中を、生き延びてきたのだった。なにしろ、2次災害をモロに浴びて、一時は宿泊客ゼロ状態になった。これほどの経営危機は、めったにあるものじゃない。しかも自分たちでは手の打ちようがない災害だ。そう見えた。しかし、やれることはあったのだ。たしかに大変だったが、やれることを考え、一つ一つやって生き延びてきた現場は、さらに力をつけ、たくましくなった。その自信のようなものが、飲み~ティングにあらわれていた。そして、どんな状況になっても、生き延びて行くための、楽しい企画が、あれこれ話題になった。しかも、今年の4月、やどやゲストハウスは、スタートして10年という節目を迎える。いやあ、小さい規模の経営だが、楽しみが多い。

なにはともあれ、中野のやどやゲストハウスに、さらに注目とご支援をよろしくお願い申す。

ところで、やどやゲストハウスの飲み~ティングだが、これはよい方法だと思う。話題の7割ぐらいは、経営には無関係の四方山話のたぐいで、あれこれデレデレ飲みながらデレデレ話しているなかで、この件なのだがと経営課題の話になり、結論は放ったまま、また別の四方山話に転がり、また懸案事項にもどったり、そうやって話は転々としているうちに、いくつかやることが見えてきて決まってくるというアンバイなのだ。これは、ブレストともちがう。宮本常一さんが『忘れられた日本人』に書き留めた、その本の冒頭にある「寄りあい」に近い感じだ。この方法については、そのうちまとめてみたいと思っているが、ようするに大事なことでも、いや、大事なことだからこそ、直線的に結論を出さない。そこなんだな。

きのうは、十条の大衆食堂『天将』に16時だった。ここで、東京新聞さんの取材を受けた。なんと、文化部長さん自らの御出座だ。15日(日)の読書欄、「この本この人」に掲載予定なのだそうで、『大衆食堂パラダイス!』のことなどをあれこれ、ポテサラ、ステーキ、いりぶた、やきめし、まぐろなどを食べ、ビールを飲みながら2時間ほど話す。

自分が取材するのは馴れているが、こういう著者インタビューは、めったにない。『大衆食堂の研究』のときに日刊ゲンダイ、『ぶっかけめしの悦楽』のときに北海道新聞と週刊文春、一昨年の『みんなの大衆めし』のときサンデー毎日、と、なにしろ本が出てないのだから、これだけ。馴れないことで、なかなかうまく話せない。ま、うまく話そうと事前に準備していたわけでもなく、前夜の酒がやっと抜けた状態で出かけ、ぶっつけ本番。あとで、ああもいえた、こういう話もあったと思っても、間に合わない。とにかく話していて、とても楽しい部長さんだったから、普段の酒飲み話の調子でしゃべっているうちに終わった。

しかし、よく目にとめていただいて、うれしい。なぜ目にとまったかの話は、ちゃんと「取材」させてもらった。その話も、うれしいことだった。その件は、あるいは書かれるかも知れないから、後日ということにしよう。

『大衆食堂パラダイス!』の続編のためにはもちろん、これから本を出していくためにも、重版が必要なので、出版から3ヶ月以上が過ぎて、もう忘れられそうな時期に、ありがたいことだ。

なにはともあれ、『大衆食堂パラダイス!』に、さらにご支援をよろしくお願い申す。

そうそう、この取材の最中、天将に入って食べて飲んでいた紳士がいて、彼が帰るときに声をかけてきた。なんと、『大衆食堂パラダイス!』を見て、天将に来るようになったとかで、これで何度目かだと。天将の方も、覚えていた。これも、うれしいことだった。

新年早々の2日連続東京サ行きは、よい感じのスタートだった。

|

« 小諸の揚羽屋が閉店? | トップページ | まりりんの豊橋みやげ。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30930/53677501

この記事へのトラックバック一覧です: 中野でやどやゲストハウス、十条で東京新聞。:

« 小諸の揚羽屋が閉店? | トップページ | まりりんの豊橋みやげ。 »