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2012/04/27

「最終戦」に消費税増税、放射能事故が起きる前の放射能。

2012/04/14「デフレつまみ?」に、街場の飲食業について、「「最終戦」という言葉が浮かぶような、激しい競争」と書いたのだが、その件で、都内で家族経営の飲食店を経営する、どちらも40代の2人から電話があって話した。よーするに、ほんとに「最終戦」という言葉がピッタリな状況だといわれた。

「センベロ」の先に、なにか展望があるか?といえば、ない。でも、やらなくては負ける。でも、これ以上の価格競争は自殺行為だ。大変なのは、おれも一昨年の後半あたりから聞いて知ってはいたが、とくに近年は商店街ごとの競争が激しくなって、商店街が音頭をとって、「食べ歩き飲み歩き」のツアーを企画するまでになっていることだ。そんなふうに、近隣の商店街が競争しあって、どうなるんだろうという感じだが、手をこまねいてはいられないということなのだな。

そういうツアーに手を貸してよといわれるが、いくら状況がそうだからといっても、そこまではチョイと踏ん切りがつかない。でも、トークライブはやっているじゃないか、あれだってよその店から見たら、客寄せでお客をとられているようなものだからね、と突っ込まれて、いやあそこまで言われると困っちゃうなあ。という話になるぐらい。

前にも書いたが、いまや家飲みやホームパーティーや弁当までが、飲食店と競合関係になる、まったく余裕のない状態。

そのうえ、消費税増税。これは、そんな状態の飲食業に、かなり深刻な影響を与えるという話を、何度も聞いている。これがまた飲食業の現場の、先行き不安と悩みのたねなのだ。しかし、報道では小沢一郎の無罪が消費税増税法案へどう影響するかていどのことで、国民のみなさまの総意は、どのへんにあるのか、イマイチはっきりしない。消費税増税など、話題にもならない無関心といった気配も漂う。とかとかで、とにかく、困った大変だ、という話を聞いても、あまり力になれないのが、またもどかしい。

おれは、言論人でもなく、観察者でもなく、飲食店経営にも関わってきたフリーライターだから、街場の飲食業にまみれながら生々しい現実と付き合い、お互いの商売が成り立つよう願って、やれることはやりたいと思っているが、遮二無二現実と付き合うには、チョイと体力不足になっているし・・・。

東大宮の東口の「和食 四季」のブログでは、このブログ、元ちゃぶだいのタイショーがこの店に移ってやっているのだが、その25日。http://sushi-sake.jugem.jp/?eid=23

おれが2012/04/23「連休の予定は、「本のつなコメ」とスソアキコ帽子展。」に書いた、【20年間も続く出口の見えない「不況」と大震災のなかで、今なんにつけコントンの状態。あまり失敗や成功、あるいは「正しい路線」といったものにこだわらずに、とにかくいろいろやってみるってことが大事だと思っているし、一緒にやりながら人間関係を熟成していくことで可能性が広がるということがある。】を引用して、「1つのモノを一方向からの視線でとらえずに、いろんな方向から見ることが大事。/必ず、いつかは視界が開けるはずなのだから…」と書いている。そのように、いま飲食業の現場は、あれこれ真剣に模索中なのだ。まずは、そういう模索と、付き合っていこう。スマートな気の利いた解決策なんか、ありはしないのだ。かっこ悪く、もだえ、愚直にやるしかない。

ってえことで、「一方向からの視線でとらえず」ってことでは、「放射能問題」だ。これはもう、真逆の一方向と一方向が、交わることなくぶつかりあって敵視しあっている状態で、困ったものだが。チョイと気になるエントリー「原発事故が起きる前の放射能」があったので、リンクをはっておく。「ゼロベクレルとか放射能フリーとか、そういった科学的にはあり得ない、「放射能は微量でも危険」という声に対し、別の見方を提供するという趣旨で書いた」ものだ。ナニゴトも、今日のようなコントンのなかでは、自分と違うことを頭ごなしに否定するのではなく、いろいろな見方に真摯に向かうことが必要だと思う。これ、チョイと長い文章です。…クリック地獄

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