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2013/01/30

待たれていた北九州市『雲のうえ』合本、『雲のうえ 一号から五号』が出来上がってきた。

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いろいろなところで話題になり人気は上昇する一方で、発行の順に在庫切れが増えていた、北九州市発行のフリーペーパー『雲のうえ』の1号から5号の合本が出来上がった。

タイトルはズバリ『雲のうえ 一号から五号』です。表紙に「北九州市民を虫めがねでのぞいてみると……」と。でありながら、望遠鏡でのぞいてみることもしているんだよね。そこに深い味わいが。

発行は、北九州市が生まれて50年目の2月10日だけど、おれは5号食堂特集の文を担当したので、一足お先に届いたようだ。

よみがえる数々の名場面。

1号の特集は「扉のない酒場へ。」 北九州の随所にある酒屋の角打ち。06年10月25日発行。
2号の特集は「おーい、市場!」 商店街のようにあちこちにある市場。07年1月25日発行。
3号の特集は「おとなの社会科見学 君は、工場を見たか。」 北九州といえば工場の町ものづくりの現場。 07年4月25日発行。
4号の特集は「誰も知らない小さな島」 どの区も海に接している北九州の海と島の暮らし。07年7月25日発行。
5号の特集は「はたらく食堂」 はたらく人々を支える街の食堂。07年10月25日。

ああ、しかし、食堂特集の取材店27のうち、7店が閉店している。どこもよい食堂だったのに。だけど、発行当時のまま掲載されているので、その姿を偲びながら、ふりかえる。

毎号、写真が素晴らしい。齋藤圭吾さん、長野陽一さん、久家靖秀さん、立花文穂さん、安河内直子さん。

文は、平出隆さん、大竹聡さん、岸本充弘さん、宮田珠己さん、大谷道子さん(編集委員)、牧野伊三夫さん(編集委員)、そしておれ。

なんといっても編集委員の力の賜物。上記、大谷さんと牧野さんのほかに、アートディレクションも担当の有山達也さん。

ま、今日はこれぐらいにしておきましょう。

003ザ大衆食のサイトに、「北九州市『雲のうえ』5号 特集「はたらく食堂」のすべて」があります。途中から更新をサボっているので「すべて」になっていないけど。…クリック地獄

思い出すのは…ああ、あのころはおれも若かったなあ。ってこと。なにしろ、暑い真夏の暑い北九州で7月1週間のロケハン、8月1週間の本番取材、そして残暑のさなかに原稿を書き上げるなんていう、いまでは「芸当」としか思えないことをやったんだから。

そんなボヤキはともかく、本文207ページに素晴らしい写真と、牧野伊三夫さんの絵が、ふんだんにあって、1300円(税別)!これはもう破格のお買い得。発行、西日本新聞社です。ネット書店でも、予約受付が始まっています。

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