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2013/03/09

2月3日から3月26日へ。って、トークライブです。

(10日追記)下記の告知について変更があります。トークのスタートは、19時半。木戸銭は1800円に。

恩田えりさんとのトークライブ、タイトルが決まって、ツイッターで告知があった。

【お知らせ】3月26日20時経堂さばのゆ『恩田えりのもっと知りたい話したい 第一回 大衆食堂詩人・エンテツ解体新書』。流浪のフードライター・遠藤哲夫さんをお迎えし、大衆食堂を通して見えてくる人間模様を中心に、あれやこれや根掘り葉掘り伺います!木戸銭等詳細追ってお知らせいたします。
https://twitter.com/mongolbrazil/status/310028997608235008

このトークライブの企画の出発点は、『みんなで決めた「安心」のかたち』だった。そして、2月3日のわめぞ「みちくさ市プレイベント」では、『みんなで決めた「安心」のかたち』の著者、五十嵐泰正さんをホストに、ゲストに1部・開沼博さんと2部・おれのトークがあり、恩田さんとさばのゆの須田泰成さんが来てくださり、実現の運びとなった。

「大衆食堂詩人・エンテツ解体新書」って、おれを解体すると何が出てくるか。アルコール漬け脳ミソと肉片?

「大衆食堂を通して見えてくる人間模様」は何か。ニンゲンってバカで愛しいねえ。いやいや、好きでもないやつと一緒にめしを食うのがニンゲンさ。なーんてことになるのか?

もとはといえば、『みんなで決めた「安心」のかたち』の、柏の取り組みの根っこにある、地域やコミュニティの人と人の関係を、どうつくるか、ってあたりが関心になって始まった企画だが、はたして、どんなトークになるか。

『みんなで決めた「安心」のかたち』を受けた内容で、恩田さんや須田さんやおれ、それぞれが抱えるテーマに引き寄せて考えてみようという試み。ようするに、五十嵐さんとのトークでも話題になった、「社会的に食べること」を、もっと掘り下げてみる。って感じかな。

『みんなで決めた「安心」のかたち』は、「放射能」と「農」と「食」が中心に注目され、新聞や雑誌に紹介され、話題になっている。確かに、それが最大の問題であるには違いないのだが、そもそも、「ホット・スポット」で壊れかけた信頼がどう蘇ったかについては、この本の冒頭に書かれている「震災以前」のストリート・ブレイカーズ(ストブレ)の存在がある。

いろいろな「まちづくり」や「まちおこし」の活動があるけど、ストブレの活動は、とても興味深い。とかくありがちな、「音楽好き」だの「本好き」だの「美術好き」だの「B級グルメ好き」だのが、街を舞台として利用し、「好き」な人が集まれば「成功」といったイベントに留まらない。かなり違う。

ストブレの活動は、ストリートミュージシャンのコンテストから始まって、ファッション、農や食へとクシ刺し横断的に広がっていった。さまざまなイベントを通して、地元のサポーターとなる喜びを育て、そこに生きる「ある種の幸福感を与えたに違いない」。

そういう活動があったから、「ホット・スポット」以後、立場や利害の異なる人たちが、まず「安全・安心の柏産柏消」円卓会議という同じテーブルに座ることができた。ここから、「放射能」と「農」と「食」への取り組みがスタートした。

ようするに、地元に生きる幸福感は、どう育つのか、立場や利害の異なるものが信頼関係を、どうつくれるのか。

この柏の取り組みとは逆に、一見、仲良く幸せそうにやっていた関係が、崩壊したまま亀裂が深まることが続いているし、また、街を舞台に利用してスター(有名人)や好きな人やコトに魅了され酔うだけの大小のイベントも、はなばなしく続いてはいるのだが、それだけでよいのだろうか、立場や利害を超えてヨコにつながる信頼関係は育っているのだろうか、という疑問も生まれている。

と、カタイことを述べたが。おれが絡むトークは、どうせグチャグチャな酔っ払いのような話しになるに違いない。

そうそう、恩田えりさんは、ご存知の方も多いだろうけど、お囃子の方で寄席などで三味線を弾く芸人であります。

恩田さんと須田さんとの話しのなかでは、たとえば「困ったひと」のことが話題になった。寄席の会場でも飲食店でも、「困ったひと」はいる。「困ったひと」は、放射能をめぐってもいるし、いろいろいる。あっ、もしかしたら、自分が困ったひとかも知れない。うふふふ、このトークに来なかったひとは、みんな「困ったひと」にされるかも知れない。

恩田さんは、おれのことを「流浪のフードライター」と。はたして、どのように解体されるか。畑違いの方と、お互い畑違いの話をする面白さもありそうだ。と、楽しみ。タイトルは決まったけど、まいどのように、内容の打ち合わせもなく、いきなり本番で、予定調和も結論もなく終わるでしょう。

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