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2013/06/23

よくわかる都市社会学と世界文化遺産登録の富士山。

五十嵐泰正さんから、中筋直哉・五十嵐泰正編著『よくわかる都市社会学』(ミネルヴァ書房)を頂戴した。いやあ、よくわかるだけじゃなく、スイスイ読めて、おもしろい。

いまは、この本の写真を撮って載せる余裕がココロにないほど追われている状態なのだが、どんどん読めちゃう。困った。

そもそも、最初の「Ⅰ 都市の歴史と現在」からしてだ。「ニューヨーク 繁栄と格差の象徴」「メキシコシティ 古代の都市と重なる現代の都市」「バルセロナ 国境を超えてEUを支える都市」「ロンドン クリエイティブ都市へ向けて」「マニラ 発展途上国のメガシティ」「鞆の浦 歴史とともに生きる港町」「豊田 自動車産業都市の歴史と現在」「東京 破壊された都市」「大連 植民地都市」「上海 全球化(グローバル)時代の"紅い"世界都市」といったぐあいで、ついつい読んでしまう。東京と並んで鞆の浦ってのに意表を突かれたし、しかも、「東京 破壊された都市」なんて、想像外想定外の内容におどろく。

「Ⅱ 空間と文化:都市の社会理論(1)」「Ⅲ 都市構造:都市の社会理論(2)」「Ⅳ まちづくりの構想と技法」「Ⅴ 都市の装置とメディア」「Ⅵ 都市社会調査法」「Ⅶ 都市社会学のパイオニアたち」「Ⅷ 都市社会学の横断」

どれも、刺激的。中筋直哉さんが、「はじめに」で、「執筆人は、伝統的な都市社会学を専攻する方から、隣接領域の研究者、実践家も含めて幅広く依頼した。新鮮かつ先鋭なものとするために、大部分を40代以下の若手としたことも特徴といえる」

初田香成さん、原口剛さんなど、シンポジウムで一緒に登壇した方々も書いている。普通は、あまりなかった、顔合わせもある。

五十嵐さんは、いくつか書いているけど、最後の「Ⅷ 都市社会学の横断」で、「「都市」社会学、「都市社会」学、そして都市「社会学」として」を書いている。これが、また刺激的。この「横断」てのが、キモだね。社会も社会学も、横断がフツウだと思うけど、けっこうタテ社会で、横断不足だったんだよな。

別に、社会学を志していなくても、「街」や「町」に関わって生きているし、フリーライター稼業もそうだが、都市で暮らしていれば仕事で「街」や「町」に関わることが多い。そういうひとたち、みんな、読んで欲しい、いま最も新しく俯瞰的な「まち入門書」でもあるね。

と、コーフンして、一気に書いてしまった。

富士山が世界文化遺産に登録されたそうで、ここ東大宮からは富士山が見えることがあるので、「東大宮往来者」に、東大宮から見た「世界文化遺産登録の富士山。」を掲載した。これ、ひとつの、文化社会学的切り口?なーんてね。…クリック地獄

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